「なぜ行政書士試験に受からないのか?」
「何度も不合格になる原因は何なのか?」
「合格する為の対策はあるのか? 」
行政書士試験に何度も落ちると、こんな疑問が頭に浮かびます。
今回はこのような悩みについて。
私も行政書士試験を一回で合格できませんでした。
なので、不合格通知を受け取った後はこんな疑問やら悩みでいっぱいでした。
私の経験から語ります。
なぜ、行政書士試験に受からないのか?4つの原因
受からない理由として4つの原因があります。
- ネットでの情報を信じている
- 勉強不足
- 試験直前の過ごし方が悪い
- 情報不足
当てはまるようなら注意が必要です。
ちなみに、私が試験に落ちた年度はいくつか当てはまっていました。
順番に説明していきます。
ネットでの情報を信じてる
ネット検索は便利ですが、間違っている情報もたくさんあります。
そもそも行政書士試験を受験したことがないような人が、「合格するためには何か必要か?」みたいな記事を書いていたりする場合もありますからね。
おすすめの参考書や講座、勉強法、必要勉強時間など「本当に行政書士試験の合格者が書いているか?」が重要です。発信源を確認せずに情報を鵜呑みにしてしまうと失敗します。
勉強不足
行政書士試験が受からない理由で、一番多いのがこれです。
「勉強不足」です。
合格するには、それなりの勉強が必要です。
行政書士の試験合格には、800~1000時間の勉強が必要だと言われていますが、経験上、私もこのくらいの勉強時間が必要だと思います。
試験直前の過ごし方が悪い
試験直前の勉強は、合否に大きく影響します。
人の記憶は時間がたつにつれて薄れていきますからね。
試験直前、本当に試験に合わせた生活ができていましたか?
情報不足
行政書士試験を受験するにあたって「情報」は重要です。
- 合格に必要な参考書や問題集は?
- 一般常識問題の傾向は?
など、ちゃんと情報収集していましたが?
行政書士試験に受かる対策について

行政書士試験に受かるには、次のことが必要です。
- 勉強時間を作り出す
- 試験直前の時間を確保する
- 試験に関する情報を収集をする
勉強時間を作り出す
勉強不足は、勉強時間を確保できないことから起こります。
なので、まずは生活を見直して勉強時間を確保しましょう。
「仕事が忙しくて勉強する時間がない」という人がいますが、そんな言い訳をしていると、いつまでたっても行政書士試験には合格できません。
勉強時間は作り出すものです。
私は、スキマ時間を利用していました。基本テキストをカッターで切って数ページ単位にして持ち歩いて、電車の中などで読んでいました。
試験直前の時間を確保する
試験直前は、勉強に専念できる状態にするべきです。
スケジュール調整をして、そういった環境を作り出しましょう。
試験直前で覚えた知識は、試験に持ち込めますからね。
他の時期の勉強よりも、はるかに重要です。
私は仕事をしていましたが、試験の1ヵ月以上前からスケジュール調整をして、試験前の1週間は勉強に専念できる環境を作りました。
試験に関する情報を収集をする
試験に関する情報は必ず収集するようにしましょう。テキストや過去問などの情報はもちろん、一般常識問題の出題傾向などの情報も重要です。
私は「どの分野を、どのくらい深く勉強する必要があるのか?」についても情報収集していました。
次の項目からは、その他の行政書士試験合格に必要なことを書いていきます。該当する方は改善してみてください。
睡眠時間の確保
勉強する時間も大切ですが「睡眠時間」も大切です。
毎日ちゃんと睡眠時間をとらないと、勉強の効率がどんどん落ちてしまいますからね。
私の場合、勉強時間を削ってでも睡眠時間を確保してました。
その逆をやってしまうと、眠くて勉強どころではなくなってしまいますから。
どんなに忙しくても、睡眠時間だけは削らないようにしましょう。
健康にも悪いですからね。
2つの選択肢で悩むのは勉強不足の証拠

これは、その昔、講師の方に言われた言葉です。
行政書士ではなく、他の国家資格の講義でしたが。
択一問題の試験を受けた人は「残り2つまでは絞れるんだけど~」とよく言うそうです。
しかし、その講師曰く「2つの選択肢で悩むのは勉強不足の証拠」だということです。
だいぶ昔に受けた講義の言葉ですが、私が行政書士試験の勉強をする時は、いつもこの言葉が頭の中にありました。
行政書士試験は暗記ではなく「理解」の試験
行政書士試験は暗記だけで受かるようなものではありません。
「理解する」とうことが必要です。
近年の試験問題は、考えさせる問題が多く出題されますからね。
暗記を中心とした勉強法で落ちるは多いです。
勉強には必ず絶対「六法」を使う!
行政書士試験は法律系の資格です。
なのに「六法」を使わないで勉強する人がいます。
必ず、六法を使って勉強しましょう。
合格している人が必ずやってる勉強法
面倒くさいですが、効果は大です。
最近の基本テキストは条文が掲載されているので、六法は必要ないという人もいます。
でも、違うんです。
私も勉強を始めた当初は六法を使っていませんでしたが、使い始めてからどんどんレベルがアップして、合格に近づいているのが分かりました。ぜひ試してみてください。
何度も行政書士試験が受からない人へ
勉強のやり方を変えるべきです。
テキストを中心に勉強をしてきたなら、過去問、予想問題を中心に。
問題を解くことを中心に勉強してきたなら、テキストを読むことを中心に。
勉強のやり方を変えたほうが合格につながります。
資格の予備校について
勉強のやり方を変えるという意味では「資格の予備校」もおすすめです。長年、行政書士試験を研究しているだけに、試験に関するノウハウが充実していますからね。
- 試験までの勉強スケジュール
- 使用する基本テキスト・問題集
- 試験の傾向
こういったことを教えてもらえるメリットは大きいです。
時間の節約になります。
模擬試験は必要か?
試験に緊張しがちな人が、試験の状況に慣れておくという意味で模擬試験を受けることには、おおいに価値があります。
お金がかかりますが、本来の力を発揮できるなら安い出費です。
まとめ
何度も受験しているのに、行政書士試験に受からないという人は、何らかの改善が必要です。勉強時間や情報分析、生活リズム、睡眠時間など。
自分の問題点を見つけ改善すれば合格は間近です。
行政書士試験は、ポイントを押さえて勉強に取り組めば必ず合格できますからね。