国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合どんな手続きが必要なのか?

相続・遺言
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今回は、「国民健康保険」に関する記事です。

国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合どんな手続きが必要なのか?

という疑問について説明します。

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国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合どんな手続きが必要なのか?

被保険者が亡くなられた際に「死亡届」を提出していると思いますが、その届出をもって国民健康保険の被保険者の資格は失われます。

なので、資格が喪失したことを届け出て、手元にある被保険者の健康保険証を返却する必要があります。

文字にして書くと難しい手続きのような感じがしますが、実際にやってみると、それほど大変なものではないので安心してください。

資格喪失を届ける「資格喪失届」は、市区町村役場の窓口にあります。職員に聞けばすぐに案内してもらえます。

いつまでに、どこに返却をすればいいか?

「14日以内」に「亡くなった方の住んでいた市区町村役場」です。

受付で聞けば、窓口を案内してもらえます。

大切な人が亡くなったばかりで大変な時期ではありますが、決まりですので届出と返却をしなければなりません。

手続きをするのは誰か?

残された親族が、亡くなった方の住んでいた市区町村役場の窓口で手続きをします。

手続きが大変だという場合は、代理人でも問題ありません。

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国民健康保険の返却手続きに必要なもの

次の4つが必要になります。

  • 資格喪失届
  • 健康保険証
  • 死亡したことを証明する書類
  • 届出人の本人確認書類、印鑑

死亡したことを証明する書類としては、死亡届や戸籍謄本のコピーなどがあります。どちらも死亡した事実が記載されていますので証明書として使うことができます。

故人が後期高齢者医療制度に加入していた場合

資格喪失届と保険者証を返却します。

後期高齢者医療制度の場合は、上記のほかにも添付書類があり、状況によって提出するかしないかが変わりますので窓口に問い合わせてみてください。