私が独立開業して思った「行政書士で食べていくために絶対に必要なこと」

行政書士開業
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この記事を書いている時点で、行政書士の資格で開業して、もうすぐ7年目になろうとしています。

今回は、私が独立開業して思った「行政書士で食べていくために絶対に必要なこと」についてお話したいと思います。

それほど特別なことではありません。
行政書士の資格で食べていけている人なら誰でもやっていることですからね。

逆に言うと、廃業してしまう人はやっていない可能性が高いです。
開業して間もない方はぜひ読んでみてください。

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行政書士で食べていくために絶対に必要なこと

それは次の2つです。
どちらかではなく両方とも必要です。

  • 行政書士として実務の勉強を続ける
  • 経営者としての自覚をもつ

順番に説明していきます。

行政書士として実務の勉強を続ける

専門家として報酬を得る以上、常に知識を深めるために勉強を続ける必要があります。

行政書士の業務は広いので、すべての業務に精通するのは無理ですが、少なくとも自分の取り扱っている業務については「誰よりも詳しい」と自信をもてるくらいになるのが理想です。

精通していないと、お客さんにも迷惑をかけることもあります。
最悪の場合、損害賠償請求される可能性も。。。

なので、行政書士として実務の勉強を続けることは、食べていくために必ず必要となることのひとつです。ちなみに、儲かっている行政書士ほど勉強を怠りません。

経営者としての自覚をもつ

行政書士として食べていくためには、経営者としての自覚をもつ必要があります。

これが意外とできていない人が多いです。「行政書士として、どうあるべきか?」を考えるあまり、経営者としての自覚が薄れて行く感じです。

経営者として一番大切なことは何か?

人によって意見が分かれると思いますが、私は「利益を出すこと」だと思っています。

経営者として利益を出し続けていかないと、行政書士としてどんなに知識があって立派でも、食べていくことはできないですからね。

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仕事の依頼を増やしていくのに、やった方がいいこと。

経営者として利益を出すことが大切という話しをしましたので、仕事の依頼を増やすために、できる限りやった方が良いことをご紹介します。

それは「人の集まるところに行く」ということです。
つまり人脈を広げること。

開業して間もない頃は、人が集まるところなら何処でも構わないので参加するのがおすすめです。

支部活動や異業種交流会、自治会や町内会などの集まりでもOKです。とにかく、1人でも多くの人に「自分が行政書士をやっていて、〇〇の仕事をしている」ということを知ってもらうことが必要です。

あからさまに営業すると嫌われますので、そのあたりは状況をみてうまくやりましょう。

徐々に相談や依頼が増えていく

そのうち何らかの問題が発生して、行政書士が必要となった時に思い出してもらえるので、相談や依頼がくるようになります。

ほとんどの人は、困った事があると身近な人に相談します。多くの人と知り合って交流を深めることで、その人の身近な存在になることを目指します。

時間はかかりますが、この方法だけで食べていくことは可能です。人脈を広げることは、範囲の広い行政書士のどの業務でもメリットは大きいですからね。

まとめ

以上、私が独立開業して思った「行政書士で食べていくために絶対に必要なこと」の記事でした。

  • 行政書士として実務の勉強を続ける
  • 経営者としての自覚をもつ

この2つは、すでに行政書士として食べていけている人にとっては当然な内容ですが、どちらが欠けても食べていけなくなるほど重要なことです。