行政書士さんと知り合いました。何て呼んだら失礼になりませんか?
「〇〇先生?」「〇〇さん?」呼び方を教えてください。
という質問に答えます。
こういった問題って神経使いますよね。
相手に失礼なのでは…と気にしたり、常識がないと思われたくなかったりで。
行政書士になって6年目。
これまでの経験から解説していきます。
今回の呼び方については、行政書士だけでなく、弁護士や司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、社労士、海事代理士の他の8士業にも共通しています。
士業を営んでいる人と関わる機会があったら、本記事に書かれている呼び方を自信をもって実践してください。
行政書士は「先生」と呼ばれています
行政書士を含め、先ほどご紹介した8士業すべて「先生」と呼んでおけば間違いありません。
一般的に士業は「先生」と呼ばれることが慣習になっています。
さん付けでも失礼ではありません
先生と呼ばないで「~さん」でも大丈夫です。
行政書士をやっている関係で8士業すべての知り合いがいますが、どの資格を持っている先生も、さん付けで呼ばれることに抵抗をもっていません。
そもそも士業をやっていて、「先生」だの「~さん」だのと、呼ばれ方にこだわっている先生に会ったことがありません。ほとんどの人は気にしません。
私の場合は、7割くらいの人が「先生」で、残りの3割が「さん」です。どっちで呼ばれても気になりません。
悩んでいるなら「先生」と呼ぶのが無難
先生と呼ばれることに誇りを持っている方もいます。
なので、呼び方で悩んでいるなら「先生」と呼んでおくのが無難です。
私も、同業者や他士業の方を「〇〇先生」と呼ぶようにしています。
先生と呼ばれることを嫌がる行政書士もいる
- 自分は先生と呼ばれるほど偉くはない。
- 上から目線だと思われたくない。
といった理由から、先生と呼ばれることを嫌がる人もいます。
そんなこと気にしなくても良いのでは…とも思いますが、人それぞれですね。
直接、聞いてみる
なんて呼べば良いかを、直接聞いてみるのもアリです。
ほとんどの方が、「好きに呼んでください」という感じの返事をすると思いますが、もしかしたら別の答えが返ってくる可能性もありますからね。
私も、たまに聞かれることがあります。
そういった時は「どのように呼んでいただいても結構ですよ」と返事をします。
官公署の職員から、行政書士は何と呼ばれているか?
基本的に「先生」と呼ばれています。
市役所や公証役場など、行政書士と名乗った場合は、かなりの確率で名前の後に先生を付けて呼ばれます。
新人の頃は、職員の方が知識も経験も上なので、先生と呼ばれることに少し抵抗があると思いますが、年々気にならなくなってきます。
格上、格下で呼び分けている人もいる
聞いた話ですが、自分より格上、格下などの理由で呼び分けている方もいるそうです。
自分よりも格上に感じたら「先生」
自分よりも格下に感じたら「~さん」
自分よりも難易度の高い資格を持っていたら「先生」
自分よりも難易度の低い資格を持っていたら「~さん」
自分よりも年上なら「先生」
自分よりも年下なら「~さん」
これは、ちょっと、、、って感じですね。
名前を忘れた時に助かる【体験談】
ちょっと話はそれますが、この「先生」という呼び方。
相手の名前を忘れてしまった時に助かります。
とりあえず「先生」と呼んでおけば、その場をしのぐことができます。
行政書士会の集まりで…
開業すると、同じ都道府県に事務所をかまえる多くの同業者と名刺交換をします。
そして、実務研修や勉強会、賀詞交歓会、定期総会などで会うようになります。
頻繁に会う方は大丈夫ですが、名刺交換をしたっきり何年も会っていないような方は、会っても、何となく顔は覚えているのですが名前が出てきません。
そんな時、「先生」と呼んでおけば名前を忘れてしまったことがバレません。
他士業の場合も同様です。士業あるあるです。
まとめ
今回は、行政書士の呼び方について解説しました。
行政書士を含め8士業は、一般的に「先生」と呼ぶのが慣習になっています。
「~さん」でも失礼にはなりませんが、「先生」という呼び方の方が無難です。
そもそも呼び方を気にする士業は、ほとんどいませんので、あまり神経質にならないことをおすすめします。
行政書士に興味も持っていただいた方は、こちらの記事もどうぞ。
≫【行政書士の魅力】開業して分かった「将来性」や「やりがい」ついて
それでは、また