こんにちは、ひろです。
行政書士の資格で開業しました。ホームページに力を入れていて、どこの事務所にも負けないくらいの情報量があります。しかし、ホームページへのアクセスは多いものの依頼が少ないのが悩みです。どうすればホームページからの依頼を増やせるのでしょうか?
という疑問に答えます。
この記事を書いているのは、開業5年目の行政書士です。
これまでの経験をもとに話します。
ホームページに載せる情報量について
依頼を得るためには、あまりに情報量が多いホームページを作らないほうがいいです。
特に許認可の業務をメインにしている事務所は注意です。
理由としては、ホームページの情報で申請書類が作成できてしまうからです。
書類が完成してしまえば、行政書士に依頼する必要はありません。
最近は、分からないことがあると、誰でもネットで調べます。
ホームページには、依頼をもらうための必要最低限の情報を掲載するのがベストです。
ホームページからの依頼が少ない知り合いの行政書士の話
知り合いの行政書士の話をします。
その先生は、開業1年目で、開業時の暇な時間を活かして立派なホームページを作成しました。
私も拝見しましたが、とてつもない情報量で、書類の書き方から添付書類、申請書の出し方まで、それはそれは丁寧に画像付きで掲載されていました。アクセスも多かったそうです。
ただ、とても立派なホームページを持っているにも関わらず、依頼が少ないのが悩みでした。
友達からのお礼の電話で気づく
ここまで読むと結果は予想できると思いますが、結局のことろ、その事務所のホームページの情報量が多く、依頼者になるはずの人たちは、そのホームページを見て自分で必要書類を作成し申請してしまっていたようです。
本人は、そのことを友達からの電話で気が付いたそうです。
「〇〇のホームページのおかげで、自分で申請できたよ。ありがとう」と言われたとか。
ホームページの情報を削る
その先生は、ホームページの情報を必要最低限まで削ったそうです。
結果、それによってホームページからの依頼が増えたそうです。
依頼をもらうために必要最低限の情報とは?
ホームページに掲載する情報は、どの程度が好ましいのか?
私が、思うのは次の通りです。
- 事務所の住所や連絡先
- プロフィール
- 取扱業務と報酬
まず、最低限として、これらの情報は必須ですよね。
その他掲載したほうがいい情報
その他としては、
- 取扱業務に関する法律知識
- この事務所に業務を依頼するメリット
- 提携している専門家
- セミナー情報
- テレビ出演や雑誌掲載などの情報
法律知識は、細かいところまで書かないで、最終的には「相談して欲しい」という方向に持っていったほうがいいです。
以前、このブログでも紹介しましたが、「お客様の声」も効果的です。
実際に、事務所を利用していただいたお客様にアンケートを書いてもらって掲載します。
「お客様の声」は、依頼するのを悩んでいる人からすると、最後の一押しになります。
できることなら、掲載するのがおすすめです。
デザインも重要です。
最後に、ホームページの「デザイン」も重要です。素人が作ったようなホームページになるくらいなら、プロのホームページ作成業者に依頼したほうがいいです。
今日はここまでです。
それではまた明日。