こんにちは、ひろです。
行政書士として開業し、初めての依頼が来ました。実務未経験での開業なので、今回の依頼について実務の知識はほとんどありません。お客さんに迷惑をかけないか心配ですが、何としてでも初仕事をやり遂げたいです。注意点などがありましたら教えてください。
という質問に答えます。
今回の質問者さんは、初仕事の注意点ということですが、行政書士は業務範囲が広いため、開業後数年経っても「初めて経験する業務」の依頼がくることがあります。
今回は、行政書士としての初仕事も含め「初めて経験する業務の注意点」についてです。
経験をもとに語りたいと思います。
初めて経験する業務は「何でも確認する」ことが大切
まさに、この記事タイトル通りで、初めて経験する業務はとにかく「何でも確認する」ということが大切です。
お客さんからの相談を受けるにしても、「たしか~だったような…」みたいな、確信の持てない曖昧な知識で受け答えしては、後々トラブルになる可能性が高くなります。
なので、とにかく何でも調べてたり誰かに聞いたりして、確認のとれた確実な知識だけで話したり、行動するように心がけましょう。
初めて経験する業務はすべてが不安
どんな簡単な業務でも、初めて経験する業務はすべてが不安で心配です。
誰でもそうだと思います。
- 申請書の記載内容は、この書き方で正しいのか?
- この申請には、この添付書類は必要ないのか?
などなど、些細なことが気になったり、分からなかったりで途方にくれます。
でも、確認をとっていくことで不安や心配が軽減されていきます。そして何度も繰り返しているうちに、初めて経験する業務なのに「何となく処理をするコツ」が分かるようにもなっていきます。
≫【行政書士開業】実務経験がなくても、とにかく依頼を受ける【勇気】
官公署の申請窓口や先輩行政書士に相談する
分からないことをネットで調べる人は多いと思いますが、実務では官公署の申請窓口や先輩行政書士に相談して業務を進めたほうが、効率的で間違いがないです。
ネットは手軽に何でも調べることができますが、その反面、その情報が「正しいものなのか?」の裏付けが取りづらいです。
なので、依頼人に迷惑をかけないためにも、分からないことは、申請窓口や先輩行政書士に相談して業務をどんどん進めていきましょう。
≫【実務で困った時に相談】先輩行政書士と仲良くなるには?【人脈を作る】
担当者の名前を必ず聞く
分からないことを官公署の申請窓口に問い合わせした時には、必ず質問に答えてくれた担当者の名前をメモしておきましょう。
申請を受理するのがその担当者とは限りませんので、指示通りに作成したのに、申請の段階で何らかの指摘をされることがあります。
その際に、「〇〇課の〇〇さんに問い合わせたら、このように作成するように指示されました」と、答えることができます。
まとめ
今回は、初めて経験する業務は、とにかく「何でも確認する」ということが大切という話をしました。行政書士歴の長さに関係なく、重要なことなので忘れないようにしましょう。
私の仲の良い先生は、慣れた業務であっても、自分の把握していないところで法律や制度が改正されている可能性を考えて、依頼があるたびに申請窓口に確認をとっているそうです。
電話で問い合わせするので、数分で確認がとれます。
面倒と感じる人も多いと思いますが、この手間をかけることで依頼人に迷惑をかけることなく確実に依頼を遂行できます。
今日はここまでです。
それでは、また明日!