こんには、ひろです。
行政書士として食べていけるようになるには「3年」はかかると言われました。早く稼げるようになって収入を安定させたいです。行政書士として早く結果を出すにはどうしたらいいでしょうか?
という質問に答えます。
開業したら誰もが考える問題ですよね。
これまでの経験をもとに、開業5年目の行政書士が語ります。
行政書士として早く結果を出すには
成功に必要なのは、次の2つ。
- 専門分野を決める
- とにかく行動する
よく聞く話だと思いますが、やはりこれが一番の近道です。
私のまわりでも、早く結果を出している行政書士は実践しています。
専門分野を決める
いろいろな業務に手を出すより、専門分野を決めたほうが成功は早いです。
理由としては、ノウハウが早くたまるです。
失敗しても、その経験を次回の申請に活かせます。
そして回数を重ねるたびに、手続きがスムーズに処理できるようになります。
ノウハウがたまると、その分野について自信を持てるので、お客さんへ対する営業の仕方も説得力があるものに変わってきます。
短期間で結果を出している行政書士事務所は、開業当初の取扱業務を絞っているところが多いです。
いろいろな経験を積むべき?
開業したばかりの頃は「いろいろな依頼を受けて経験を積むべき」とう意見もあります。
行政書士としては、これが一番理想的な成長の仕方かもしれません。
しかし、初めて経験する依頼は、知識の無さと不安でとにかく時間がかかります。
ノウハウもなかなかたまりません。
その繰り返しだと、成功するには「3年」はかかります。
とにかく行動する
どんなに知識があっても、行動に移さなければ意味がありません。
成功している行政書士は「行動力」が違います。
行動力については、過去にこちらの記事を書きました。
取扱業務はひとつひとつ増やしていく
取扱業務を増やしたい場合は、専門分野を作って、そこである程度の売上が見込めるようになってから、ひとつひとつ増やしたほうが現実的です。
考えなしに取扱業務を増やすと、成長に時間がかかります。
行政書士業務で稼げる分野は、ある程度決まっていて、どれも内容が広くて深いので、専門家のレベルに達するまで勉強したり経験を積んだりするのは大変です。
先輩行政書士の事務所を訪問する(体験談)
先輩行政書士の事務所を訪問すると、成功している行政書士のイメージできるようになるのでおすすめです。行政書士として早く結果を出したいなら、こういったことも効果的なので試してみてください。
行政書士事務所といっても本当に様々で、先生によって全然違います。書類整理の仕方だったり、事務所の備品だったり、応接スペースだったりと。
「良い」と思ったことは、仕事道具でも、考え方でも、何でも自分の事務所経営に取り入れましょう。
私も開業1年目に訪問しました
開業して半年くらいたった頃に、支部活動で仲良くなった先輩行政書士の事務所に訪問させてもらいました。
とてもいい先生で、当時私が分からなったことを教えてくれたばかりか、その先生が実際にやっている営業や書類整理などの方法まで教えてくれました。
その後、何人かの先輩行政書士の事務所を訪問させてもらいましたが、どの先生も優しく、本当にいろいろと勉強させてもらいました。
事前にちゃんとアポをとって礼儀正しく訪問するぶんには、嫌がる先生は少ないと思うので、勇気をもって訪問していいか聞いてみてください。とにかく得るものが大きいです。
成功者にふれる
そもそも行政書士として開業した人は、登録するまで行政書士に会ったことがなかったり、行政書士事務所にも行ったことがなかったりする人がほとんどだと思います。
成功している行政書士と話したり、仕事のやり方にふれたりすることも大切です。
かなり影響を受けると思います。私がそうでした。
ちなみに、訪問する際は手土産くらい持っていったほうがいいです。
仕事している時間にお邪魔するわけですから、礼儀は大切です。
まとめ
今回は「行政書士として早く結果を出すにはどうすればいいのか?」について解説しました。必要なのは「専門分野を決めること」と「とにかく行動力すること」の2つです。
そのほか、成功している先輩行政書士の事務所に訪問させてもらうのも、早く結果を出すための、いい刺激や勉強になるのでおすすめです。