行政書士に仕事を依頼したことありますか?
ほとんどの人がないとは思いますが、利用すると便利な存在です。
行政書士は、誰にとっても身近な行政手続きを扱うので「街の法律家」とも言われています。
今回は、行政書士に仕事を依頼するメリットについてお話ししたいと思います。
この記事を書いているのは、開業5年目の行政書士です。
行政書士に仕事を依頼するメリットとは?
他にもありますが、次の2点がメリットとして大きいです。
- 労力の節約になる
- 時間の節約になる
それぞれ説明していきます。
労力の節約になる
行政手続きは、基本的には本人が行うものです。
なので、本人であるなら、行政書士に頼まなくても自分ひとりで手続きすることは可能です。
ただ、行政手続きは簡単なものもありますが、複雑なものもあります。
複雑な手続きになると、下記のような問題が起こってきます。
- 申請書類をどのように書いていいか分からない
- 添付書類を集めるのが大変
これらの問題を解決して手続きを完了させるには、かなりの労力がかかります。申請先である官公署に問い合わせたり、不備があって窓口を何度も往復したり、添付書類の入手先を調べたりと、とにかく大変です。
行政書士に依頼すると、こういった労力が節約できます。
すべて丸投げでOKです。
時間の節約になる
労力がかかるということは、時間もかかるということです。
行政手続きは、新しく会社や事業を始めるときなど、何らかの変化があった時に必要になることが多いです。そして、新しく何かを始めたり、変更があったりするときは、大抵は忙しく、少しでもそれらに時間を使いたいと思うのが普通です。
行政書士に依頼すると、その時間を節約できます。
新しい会社や事業に時間を使えるので、仕事の成功率も変わってきます。
行政書士は相談しやすい
行政書士は、弁護士や司法書士のように敷居が高くないので「相談しやすい」です。
他人との争いがあった時に必要となる弁護士や、登記関係の手続きをする時に必要となる司法書士と違って、行政書士は車庫証明などの簡単な手続きもするので、他の士業よりも接する機会が多いです。
とりあえず、行政書士に相談してみる
何らかの法的な問題が発生した場合は、どんな問題であれ、とりあえず敷居の低い行政書士に相談するのがおすすめです。
士業には、独占業務と言って、その資格をもっていないと扱えない業務があります。
「どの業務をどの士業に頼むべきなのか?」を、悩む人も多いです。
そうった時は、とりあえず行政書士に相談しましょう。
相談内容が行政書士の業務であれば依頼を引き受けますし、違うなら他の士業を紹介してくれます。行政書士は、他の士業との兼業が多いですし、他士業と提携している事務所も多いので、信用できる専門家を紹介してくれます。
まとめ
今回は、行政書士に仕事を依頼するメリットについて解説しました。
行政手続きを丸投げしてしまえば、労力や時間の節約になり、仕事に集中することができます。
行政書士は、他の士業とくらべて敷居が低く相談しやすいです。
便利なので積極的に活用してみてください。