行政書士で開業しても、資格のせいにして成功を諦めてしまう人が多い

行政書士開業
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こんにちは、ひろです。

今回は、行政書士の資格で開業したものの「やっぱり行政書士の資格じゃ無理かも…」と、資格のせいにして成功を諦めてしまう人が多いという話をしたいと思います。

私は開業5年目です。
これまで廃業していく人を何人も見てきました。
その経験から語ります。

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資格のせいにして成功を諦めてしまう人が多い

ネットで行政書士について検索すると分かりますが、ネガティブな情報が非常に多いです。食べていけない、年収が低い、使えない、役に立たない、法律家ではない、などなど。

行政書士の資格で開業する人は、登録する前に、少なからずこういった情報を見たうえで開業を決心しています。

なので、開業後に上手くいかないことがあると、すぐに「やっぱり行政書士の資格じゃ無理かも…」と、資格のせいにして諦めてしまう人が多いです。

本当に資格のせいなのか?

行政書士の資格は、登録してみると分かりますが、意外なほどに有望な資格です。
この資格ひとつで、とてつもない収入を得ている人は多いです。

成功者が数人しかいないのであれば、資格のせいにして諦めてしまうのも分かりますが、成功者が多くいるのを考えると、資格のせいだけではなくなります。

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どうして上手くいかないのか分析してみる

行政書士の資格で開業して、事務所の運営が上手くいかないときは、ちょっと立ち止まて、冷静に原因を分析してみることが大切です。

そこで「やっぱり行政書士の資格じゃ…」とは絶対に考えてはダメです。

この状態になってしまったのは何が原因で、その問題を改善するためにはどうすればいいのか?など、一つ一つ丁寧に考えていくことが必要です。

行政書士の業務範囲は広い【メリットを活かす】

資格のせいにして成功を諦める前に、行政書士という資格の特徴を活かして、いろいろと挑戦してみることをおすすめします。

行政書士の資格の特徴に「業務範囲が広い」という点があります。

「業務範囲が広いせいで、一般の人から仕事内容を認識されない」など、業務範囲の広さをデメリットに考えている人も多いですが、私はメリットだと考えています。

理由としては、下記の通り

  • 時代の変化に合わせやすい
  • 自分の性格や能力に合わせやすい

それぞれ説明していきます。

時代の変化に合わせやすい

時代の変化によって、必要とされる業務は変化します。行政書士は、他の士業とくらべても業務範囲が広いことから、その変化に合わせて取扱業務を変えていくことが可能です。

以前、どこかで行政書士は「不況に強い資格」と紹介されていたのを見たことがありますが、まさにその通りです。メインとしていた業務が不況の影響で需要がなくなれば、メイン業務を他の業務に変えればいいだけです。

他の資格を取得したり、廃業して転職したりする必要はありません。

自分の性格や能力に合わせやすい

行政書士として取り扱う業務は、当然自分の性格や能力に合わせたものを選ぶことが可能です。

なので、メインとした業務をやってみて、自分に合わないと思ったら、すぐに別の業務への方向転換が可能です。例えば、相続を専門として事務所を運営していても、自分に合わないと思えば、会社設立専門の行政書士事務所へと変更することが可能です。

税理士は税務、社労士は労務など、本来は資格によって取り扱う業務のイメージがありますが、行政書士は業務範囲の広さから、そういったイメージが薄いので自由に変更できます。

まとめ

今回は、行政書士の資格で開業しても「やっぱり行政書士の資格じゃ…」と諦めてしまう人が多いという話をしました。

行政書士は、難易度の割には取り扱える業務が多い有望な資格です。

自分の性格や能力に合わせて、いくらでもメイン業務を変更することが可能なので、資格のせいにして諦める前に、いろいろな業務に挑戦してみることをおすすめします。