【行政書士】親戚や友人への開業の挨拶状は、実務経験を積むチャンス

行政書士開業
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こんにちは、ひろです。

質問者
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行政書士会に登録しました。開業の挨拶状を出した方がいいか悩んでいます。まだ実務の経験もしていないのに、親戚や友人に挨拶状を出すのが恥ずかしい気もします。開業の挨拶状は送ったほうがいいのでしょうか?

という疑問に答えます。

「開業の挨拶状は送らないほうがいい」という意見もありますが、私は経験上、送ったほうがいいと思っています。その理由について話します。

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行政書士開業の挨拶状は実務経験を積むチャンス

親戚や友人に行政書士開業の挨拶状を送るのに対して、「失敗したら恥ずかしい」という理由で送るのをためらう人がいますが、開業の挨拶状は送ったほうがいいです。

実務経験をつむチャンスです。
行政書士としての人脈を広げるキッカケになります。

期待してはダメですが、初仕事でスムーズに進まないことがあっても、大目に見てくれると思います。

行政書士としての初仕事が、親戚や友人だったという先生は多いです。
実は、私の初仕事もそうでした。

どんな仕事をしているか書く

開業の挨拶状には、「行政書士として、どんな仕事をしているのか?」を、分かりやすく簡潔に書きましょう。

覚えてもらえば、たとえ親戚や友人に用事がなくても、知り合いを紹介してくれる可能性があります。

行政書士としての人脈は、そうやって広がっていくことが多いので、必ず開業の挨拶状は出すようにしましょう。今後の行政書士生活に大きく影響します。

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行政書士開業の挨拶状は「封書」で送るのがおすすめ

挨拶状をハガキで送る人も多いですが、封書で送るのがおすすめです。

封書のほうが印象もいいですし、行政書士としての名刺を同封することもできます。

挨拶状をいつまでも保存してくれる人は少ないですが、名刺なら保存してくれる人が多いです。親戚や友人用に、業務内容を細かく書いた名刺を作成するのも有効です。

同業者や他士業への挨拶回りは必要か?

開業にあたり、近所の行政書士事務所へ挨拶回りをする人もいますが、個人的は不要だと思っています。

行政書士事務所を、自宅兼事務所としている先生は訪問されても迷惑ですし、自宅とは別に事務所をかまえている先生も、忙しい時に突然訪問されては困ります。

支部の集まりに参加すれば、必ず自己紹介する場はあるので、同業者への挨拶回りはしなくても大丈夫です。

他士業事務所への挨拶回り

自分の事務所周辺の司法書士や社会保険労務士、税理士などの事務所への挨拶回りは、行かないよりは行ったほうがいいですが、それほど重要ではないです。

私は、挨拶回りしませんでした。

行政書士として仕事をしていれば、他士業の先生とは集まりや紹介などで自然と知り合いますので、無理に挨拶回りする必要はないです。

まとめ

今回は、「開業の挨拶状」について話しました。

親戚や友人に対しては、必ず挨拶状は送ったほうがいいです。
行政書士としての人脈が広がりますし、実務経験を積むチャンスにもなります。
場合によっては、前職で知り合った仕事関係の人に挨拶状を送るのもアリです。

開業したら「行政書士をやっていて、こんな仕事をしている」ということを、一人でも多くの人に知ってもらうのが成功の鍵です。