【挫折しても合格】私が行政書士試験に受かった方法【乗り越える】

行政書士試験
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こんにちは、行政書士ひろです。

今回は行政書士試験の『挫折』についての話です。この試験は、簡単だとか、余裕で受かるとか、ネットでの誤った情報が多かったりしてます。

そして、それらを信じて挑戦して挫折している人が多い。ある意味、他のどの試験よりも挫折する確率が高い試験かもしれません。

私は、行政書士試験に3回目で合格してます。以前、このブログでも少しふれましたが、1回目はともかく2回目の不合格は挫折しまくって立ち直れないかとも思いました。それでも合格しています。今回は体験記でもあります。

「挫折したとき、挫折しそうな時どうすれば立ち直れるのか?」
そんな疑問に答えていきます。
それでは、見ていきましょう。

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私が挫折を乗り越えて行政書士試験に合格した方法

行政書士試験への挑戦2回目。人生でこれまで勉強をしたことがあったか?くらい必死で勉強した年だったので、不合格だった時はヤバかったです。この時の挫折感は今でも忘れられないくらい覚えてます。

「行政書士試験なんて、もう一生合格できないんじゃないかな?」とか。
「もう試験受けるのやめようかな…」とかいろいろ考えてました。

そんな私も3回目の受験で合格
どうして最悪な挫折から立ち直れたのか?当時は、挫折感が半端なくてよく分かってない状況でしたが、今思うと次の行動が良かったのだと思います。分析してみました。

  • 無理に勉強を再開しない
  • プラスの情報だけを見るようにする
  • 落ちた試験を冷静に分析した

無理に勉強を再開しない

挫折感が薄れないうちから勉強を再開しても無駄です。

頭に全然入ってこない。逆に挫折感が強くなるばかりです。「今やってる勉強も、来年、また無駄になるのかな…」と、どんどん病んでいきます。

そんなときは、無理に勉強を再開しないで、好きなことをやりましょう。好きな本を読んだり、映画を観たり、買い物に行ったり、旅行したり、何でもアリです。とにかく好きなことをやる

私は、結局3月末くらいまで、教材に触らなかったです。
合格発表が1月下旬ですから2ヶ月間くらいですかね。本当に好きなことしてました。

どんなに挫折しても、絶望しても、試験に敵意を持っても、教材にあたってはダメです。教材だけは絶対に捨てないように。本気で勉強したときに使った教材は、合格する年に物凄い戦力になります。

プラスの情報だけを入れる

挫折感が薄れ始めた。というより、不合格のこと考えなくなった4月くらいから、プラスの情報だけ見るようにしてました。

行政書士試験の合格体験記とか、行政書士になってバリバリ働いている事務所のホームページとか、あと、以前も書きましたが「行政書士バッジ」の画像とか。

実際に、試験に合格して、あのコスモスの金バッジをつけて、バリバリ仕事をしている自分を想像して、妄想して…。ある意味、この時期も病んでたかも。笑

マイナスな情報。例えば不合格体験記とか、廃業体験記とかの情報は全て遮断です。

でも、これが意外に効果あって、モチベーションがしだいに回復。せっかく勉強してきた努力や時間やお金を無駄にしてはいけない!と考えるように。

落ちた試験を冷静に分析した

完全復活したのが、落ちた試験を冷静に分析したときです。必死に勉強した試験の結果が、合格からかけ離れているわけがないですよね。

冷静に分析してみると『あと一歩』だったんです。ここで勉強をやめたら、もったいないお化け出てくるくらい。(昔のCMに登場していた、『もったいないお化け』を覚えている人がいたら嬉しいです。)

そんな訳で、4月の途中から勉強再開です。
もちろん、必死で勉強しました。その結果、3回目で見事合格です。

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行政書士試験の範囲や勉強時間に対する挫折

行政書士試験への挫折は他にもいろいろありますよね。私は試験に不合格になったことへの挫折でしたが、その他の理由で挫折する人も多いです。

その他の挫折としては、

  • 勉強する範囲が広すぎる、分量が多い
  • 忙しくて勉強時間が確保できない

勉強する範囲が広すぎる、分量が多い

簡単と言われて試験のはずなのに、試験範囲は広いです。書店で基本テキストを見れば分かりますが、分量も多いです。単純にそれだけで挫折する人も少なくないのでは?

私も、最初テキストを手にした時、「こんなに勉強するの…」と、いきなり、挫折しそうになりましたからね。

そんな時、大切なのは「全体を見ること」です。

ひとつひとつの分野をじっくり読むのではなくて、パラパラと基本書を眺める感じで試験範囲全体を見ていきます。

そうすると、先の見えなかった試験範囲の「終わり」が見えてきます。終わりが見えれば、勉強計画などの予定が立てられるので、勉強がすすみます。

忙しくて勉強時間が確保できない

細切れの時間を利用しましょう。通勤で電車に乗っているときや、ホームで電車を待っているとき、トイレに入っているとき、寝る前などなど、それらの時間を集めると、1日あたりかなりの時間になります。それを勉強にあてます。

私が、行政書士試験に使った勉強時間は、3分の1は細切れの時間でした。勉強するのに、まとまった時間は必要ないです。

分厚いテキストや過去問、予想問題を持ち歩くのではなく、数ページで切って持ち歩けるサイズにすれば、どこでも勉強できます。

ちなみに、寝る前の勉強は最高に頭に入ります。
たしか何かの雑誌で、「寝る前の勉強は記憶が定着しやすい」と読んで、実践したんです。そしたら予想以上に効果がありました。ぜひ試してみてください。

行政書士試験の問題が難しい、難易度に対する挫折

試験問題を解いていて「難しい…、難易度が高い…」と思い、挫折を感じた人へ。

基本的なことを理解してないからです。
行政書士試験は、基本的な部分を適当に勉強して進めても、途中で問題が解けなくなって挫折します。

例えば、試験には法律用語がたくさん出てきます。それらの用語について、誰かに質問されたときに正確に答えられますか?なんとなく説明できるぐらいじゃないですか?

法律用語を正確に理解していないと、その用語を使って説明している部分は、ほぼ理解できません。だから難しい…とか、難易度が…とかの挫折になります。

初心に帰って、基本的な用語の意味から勉強してみてください。

あまりに難しい問題には深入りしない

行政書士の試験問題には、毎年、弁護士レベルの問題が数問出題されます。そんな問題に時間をさいて勉強をしても無駄です。

「これ、難しすぎないか?」と感じたら、あまり深入りしないで次の問題へ。本試験でも難易度が高すぎる問題はとばしましょう。ほかの問題に時間を使ったほうが受かります。

有名大学法学部でも落ちる

行政書士試験は、難しいです。弁護士や司法書士などの試験と比較すると難易度は低いかもですが、簡単ではないです。それなりの勉強が必要です。

以前、このブログでも取り上げましたが、有名大学法学部の人でも油断をしていたら落ちる試験です。なので、ある程度の「難しい」は当たり前です。

『行政書士試験なんて楽勝!』←なめてると確実に落ちます【油断禁物】

どうしても挫折から立ち直れない場合の対処法

資格の予備校に通って、一緒に試験勉強をする仲間を作りましょう。挫折から立ち直れない人は「独学」が多いです。

同じ目標をもって勉強を教えあう仲間や、励ましあう仲間がいれば、挫折を克服して試験へのモチベーションをアップさせることができます。なにより、一人で勉強している時より、勉強が楽しくなります。いい刺激になりますからね。

まとめ

行政書士試験は挫折する人が多い試験です。
でも、その挫折を乗り越えた後の『行政書士試験合格』は最高の気分です。

挫折を理由に、途中であきらめては全てが無駄になります。挫折感が強い方、今すぐ判断をする必要はないので、時間をおいて冷静に判断を!