お客さんから相談を受けた時など、自信のある態度でお客さんと接することができていますか?
自信のなさそうな態度でお客さんと接していると、仕事が減って廃業することになります。実際にそういった行政書士もいました。
「自信がなさそう…」に見える行政書士が廃業していく理由とは?
自信をもって、お客さんと接するためにはどうすれば良いのか?
行政書士の資格で開業した経験から説明します。
「自信がなさそう…」に見える行政書士が廃業していく理由
何らかの問題を抱えて行政書士事務所へ相談に来たのに、その行政書士が自信のなさそうな態度で対応していたら、お客さんはどう感じると思いますか?
間違いなく「不安」になります。
そんな状態で、その行政書士へ依頼することも考えられませんし、自分の知り合いが何かで困っていても、その行政書士を紹介しようとはしませんよね。
そんなことを繰り返しては、確実に廃業します。
自信がなくても自信があるように見せることが大切
行政書士は、自信のある態度でお客さんと接しないといけません。
開業したばかりの頃などは、経験や知識の無さから自信は持ちづらいですが、そこは我慢です。自信がなくても自信があるように見せることが大切です。
たとえ自分がまったく知らない分野の相談を受けたとしても、自信があるように見せて、お客さんに「安心」を与えることが大切です。
ウソはダメです
自信があるように見せるとは言っても「ウソ」はダメです。
適当なことを言うのは簡単ですが、後で必ずトラブルになります。
場合によっては損害賠償請求される可能性もあります。
なので、分からないことは、正直に「分からない」と答えましょう。
その後、ちゃんと調べて報告すれば、お客さんは不安を感じません。
偉そうな態度もダメです
自信があるように見せるとは言っても「偉そうな態度」をとるのはダメです。
お客さんを不快にさせるだけですからね。
行政書士業はサービス業ですから、接客態度には気を付けないといけません。いくら「先生」と呼ばれている職業だとしても、接客態度が悪い事務所には誰も寄り付きませんからね。
自信を持って接客をする具体的な方法【改善策】
できる限りのことをしておけば、自信のなさをカバーすることができます。
具体的には次の4つ。
- 事前に専門書やネットで勉強をしておく
- 先輩行政書士に分からないことを聞いておく
- 関係する官公署のホームページを確認しておく
- 関係する官公署に分からないことを問い合わせておく
お客さんと接する前に、これだけのことをやっておくと、自信がなさそうな態度も改善されます。
自信を持つには「知識」と「経験」が不可欠ですが、知識だけでもだいぶ落ち着いた対応ができるようになります。