行政書士が不況に強い理由【工夫しだいで不景気でも食べていける仕事】

行政書士開業
※記事内に広告が含まれる場合があります。

こんにちは、ひろです。

行政書士の資格に興味があります。知り合いから、行政書士は不況に強く、景気に左右されにくい資格と聞きました。本当でしょうか?実際のところを教えてください。

といった疑問に答えます。

実は、この「景気に左右されにくい」とういのは、私が行政書士の資格取得を決めた理由のひとつでもあります。

開業5年目。
実際に行政書士になってみて、どう感じたのか話します。

スポンサーリンク

行政書士が不況に強い理由

まったく不況の影響を受けないという訳ではないですが、行政書士の仕事は、景気に左右されにくく不況に強い仕事と言えます。

理由としては、次の通り

  • 景気の影響を受けない行政手続きを扱っている
  • 行政書士の業務範囲は広い

それぞれ説明していきます。

景気の影響を受けない行政手続きを扱っている

景気が良くても悪くても、定められた行政手続きはやらなければいけません。不景気だから「申請が免除される」とか「届出をしなくていい」といったものは、基本的にないですからね。

そういった行政手続きの専門家である行政書士は、不況に強いです。
景気の影響を受けない行政手続きを扱っている訳ですから、当然とも言えます。

行政書士の業務範囲は広い

行政書士という資格の特徴のひとつに、「業務範囲の広さ」があります。
取り扱える書類は、1万種類以上とも言われています。

不況によって、メインとしている業務に影響が出るようなら、資格の特徴を活かして、メイン業務を変更することが可能です。

「建設業許可専門から相続専門へ」
「自動車・運輸関係専門から外国人・入管専門へ」

事務所の名前も住所も変えることなく、いくらでも変更が可能です。

専門分野を変えるには、それなりの勉強が必要になりますが、廃業して新規事業を立ち上げるよりは全然大変ではないです。

スポンサーリンク

行政書士の経験などを活かして不況に対応する

行政書士になったら「行政書士の仕事しかできない」わけではないです。
時代の流れに合わせて、行政書士以外の仕事もどんどんやっていくべきです。

その際は、行政書士という資格を活かすと効果的です。
例えば、

  • 行政書士の経験を活かして、士業専門の印鑑や名刺作成の店を開く
  • 行政書士の知識を活かして、遺言書作成のキットを作って販売する
  • 行政書士の人脈を活かして、保険の代理店を開く

など、工夫しだいでは、新規にその事業を始める人より有利です。

不況ならではの行政書士業務を探す

行政書士には、新しい業務が生まれやすいという特徴があります。

新しい法律や制度ができたり、改正されたりで、今までに無かった新しい業務が発生します。最近でいうと「持続化給付金」関連の業務があります。

不況になったら、不況ならでは業務がありますので、その業務を探して営業していけば、不況を「良いもの」に変えることが可能です。

まとめ

今回は、「行政書士が不況に強い理由」について書きました。

行政書士という資格は、たとえ不況の影響を受けたとしても、本記事のようにやり方しだいでは、影響を避けることも、逆にプラスにすることもできます。

「不況だから…」と、いろいろ諦める前に、どう工夫すばいいのかを、じっくりと考えることをおすすめします。

今日はここまです。
それではまた!