行政書士は底辺の資格なのか?本当のところを現役行政書士が解説

行政書士試験
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ネットでの評価がいまいちな資格「行政書士」ですが、底辺の資格と言われることもあります。

本当に底辺の資格なのか?

行政書士の資格で開業した経験から「本当のところはどうなのか?」を解説していきたいと思います。

ネットに書かれている情報を見て、不安になったという方は読んでみてください。

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行政書士は底辺の資格なのか?

いえいえ、そんなことはありません。
心配に思った方は安心してください。

行政書士の資格は、

  • 合格率10%前後
  • 法律系国家資格
  • 独占業務

というように、取得するのも大変ですし、仕事内容も「独占業務」というものを国から与えられてる立派なものです。

そもそも資格に上も下もないですが、そういった資格が底辺なわけないですよね。

ネットにあるマイナス的な情報は、気にしないのが正解です。

行政書士は見下される?

2016年から行政書士として仕事をしていますが、褒められることはあっても、これまで一度も見下されるような経験をしたことはありません。

仕事上、弁護士や司法書士、税理士、土地家屋調査士、社会保険労務士などといった他士業とも付き合いはありますが、肩書きで態度を変えるような人はいませんでした。

士業で食べている人は、肩書きよりも「自分との相性」や「相手の能力、経験」などを重要視する人が多いと思います。

行政書士の資格が悪く言われている理由

行政書士は資格を取得するのも、開業して食べていくのも大変です。

なので、「試験に不合格だった人」や「開業に失敗してしまった人」などが、いろいろとマイナス的な情報を書き込んでいることが多いです。

中には「行政書士試験も受験したことがない」「開業も経験したことがない」という無関係の人が、根拠もなく知ったように書いていることもあります。

事実とは違う情報が多いので、鵜呑みにしないことが大切です。

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行政書士は簡単に合格できる試験なのか?

ちなみに、行政書士の試験は簡単だと書かれていることがありますが、そんなことはないので信じないようにしましょう。

先ほど言ったように「合格率10%前後」の難しい試験です。

勉強時間も「600~1,000時間」ほど必要になりますし、取得に数年かかる人も珍しくありません。

他の士業と比較すれば難易度は低いですが、一般的な試験としては十分に難易度の高い試験です。

底辺から行政書士の資格で這い上がることはできるのか?

十分に可能です。

以前、知り合いから同じ質問をされたことがあります。

底辺だと思っていた人が、行政書士になることで人生逆転することも珍しくありません。

ネットでも、そういった体験談を読むことができますので、興味のある方は探してみてください。