こんにちは、ひろです。
今回は、行政書士の資格で開業するにあたり「事務所の設備は徐々に整えていきましょう」という話をします。ある程度、開業資金が豊富でも、徐々に整えていったほうがお金を有意義に使えます。
この記事を書いているのは、開業5年目の行政書士です。
今までの経験などを元に話します。
事務所の設備は徐々に整えていく
行政書士という仕事は開業するにあたり、飲食店など他の業種とくらべると、設備投資にそれほど費用はかかりません。
しかし、事務所の設備をこだわって完璧なものにしようとすると、それなりの金額が必要になってきます。使い勝手や見た目を考えると、事務所の設備を最初から完璧にしたいという気持ちは分かりますが、事務所の設備は徐々に整えていくのが正解です。
いつ収入が安定するか分かりませんし、交際費や書籍代、業務ソフトなど、意外なほどにお金がかかることもあります。
なので、開業時の事務所の設備は、古いものを使いまわしたり工夫をするなどして、あまりこだわらず、お金をかけないようにしましょう。
報酬に合わせて設備を整えていく
事務所の設備は、報酬に合わせて整えていくといいです。
私はそうしてました。
依頼を遂行して報酬が入ったたら、そのうちの何割かを貯金しておいて、ある程度たまったら設備投資に使います。
そうすれば、無理なく設備が完璧なものになっていきます。
開業時に事務所の設備を完璧にした行政書士の話
実は知り合いの先生に、開業するにあたり事務所の設備を完璧にした先生がいます。
事務所は自宅とは別に借りて、コピー機をリース、来客用の椅子やテーブル、パソコン、プリンターなどは、開業に合わせて全て新しいものを購入したそうです。
事務所のパンフレットや、封筒なども事務所の名前が入った立派なものを作っていました。
この先生が開業後にどうなったのか?
廃業まではいきませんでしたが、「開業資金をもっと有意義に使えば良かった。なんで広告費などに使わなかったんだろう…」と後悔していました。
立派な事務所も設備も、依頼がなくて、使わなければ勿体ないだけです。
開業時のコピー機や封筒などは
私の事務所の開業時の話をします。
コピー機については、開業前から使っている自宅用のプリンターで充分間に合いました。スキャナーやコピー、FAXなどの機能がついた複合機で、最大A4サイズまでの印刷ができるものです。
A4サイズ以上の書類をコピーする必要がある時は、近所のコンビニを利用していました。開業してコピーを頻繁に使うようになるまで気が付きませんでしたが、スーパーなどにもコピー機が置いてあります。買物ついでにコピーすることも可能です。
コピー機をリースすると固定費が増えます。
開業時の固定費の増加は、経営に影響するので注意です。
封筒に関しては、事務所の住所や名称、電話番号などが入ったスタンプを作っておくと便利です。ネットショップで簡単に作れます。
封筒にスタンプだと、見た目は悪いかもしれませんが業務に影響はないです。
縦書きと横書きの両方があると、さらに便利です。
コピー機と封筒の話をしましたが、先ほどの行政書士とくらべれば、かなりの費用が節約できます。
まとめ
今回は、行政書士事務所の設備は、徐々に整えていきましょう。という話をしました。
事務所の設備は、使い勝手や見た目を考えると完璧なものを揃えたくなりますが、工夫しだいでは、代用がききます。設備は無理のないように、報酬に合わせて徐々に購入していきましょう。
資金に余裕のある方は、設備よりも広告費などの営業にお金を使ったほうがいいです。仕事が来なければ、どんな立派な設備も意味がないです。
今日はここまでです。
それでは、また明日!