こんにちは、ひろです。
今回は「自信」についてです。
お客さんから相談を受けた時、または依頼を受任した時など、自信のある態度でお客さんと接することができていますか?
自信のなさそうな態度で接すると、お客さんは「不安」になります。
自信をもって、お客さんと接するためにはどうすればいいのか?
開業5年目の行政書士が語ります。
お客さんを不安させる行政書士
もう一度言いますが、自信のなさそうな態度で接すると、お客さんは「不安」になります。
そもそも、お客さんは何らかの不安があって行政書士事務所に問い合わせきています。
ただでさえ不安ななか、相談を受けた行政書士が「自信がなさそう」に見えたら、お客さんはどう感じると思いますか?
当然、さらに不安を感じます。
自信がなくても自信があるように見せることが大切
開業したばかりの頃など、経験や知識の無さから、不安を感じさせる態度をとってしまいがちですが、行政書士は、自信のある態度でお客さんと接しないといけません。
たとえ自分がまったく知らない分野の相談や依頼を受けたとしても、自信があるように見せて、お客さんに「安心」を与えることが大切です。
お客さんに不安を与えた状態だと、どんなに依頼をスムーズに処理しても、そのお客さんは二度と相談や依頼をしてきてくれませんから。
ウソはダメです

自信があるように見せるとは言っても「ウソ」はダメです。
知らないことを知っているかのように見せるのは違います。
お客さんを安心させるために適当なことを言うのは簡単ですが、後で必ず問題になります。場合によっては損害賠償請求される可能性もあります。
「分からないことは分からない」と、堂々と答えればいいのです。
その後、分からなかったことを、ちゃんと調べて報告すれば、お客さんは不安を感じません。
偉そうな態度もダメです
あと、自信があるように見せるとは言っても「偉そうな態度」をとるのも違います。
お客さんを不快にさせるだけなので注意です。
行政書士業はサービス業ですから、接客態度には気を付けないといけません。いくら「先生」と呼ばれている職業だとしても、接客態度が悪い事務所には誰も寄り付きませんからね。
「自信がなさそうな行政書士」の改善策
できる限りのことをしておけば、自信のなさをカバーすることができます。
具体的には次の4つ。
- 事前に専門書やネットで勉強をしておく
- 先輩行政書士に分からないことを聞いておく
- 関係する官公署のホームページを確認しておく
- 関係する官公署に分からないことを問い合わせておく
お客さんと接する前に、これだけのことをやっておくと、自信がなさそうな態度もいくらか改善されます。要は「何も知らない」という不安が「自信がなさそう」という態度に表れているのです。
まとめ
今回は、行政書士の「自信」について解説しました。
お客さんは、何らかの不安があって行政書士事務所に訪れます。
なので、行政書士として自信のある堂々とした態度で、お客さんと接するようにしましょう。お客さんを安心させて依頼を遂行できれば、次につながります。