「コスパの良い資格」と「コスパの悪い資格」←現役行政書士が解説します

行政書士開業
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私は行政書士という仕事上、他の士業とも付き合いがあります。

そこで、今回は「コスパの良い資格」と「コスパの悪い資格」について、これまでの経験をもとに思うことを書いていきたいと思います。

士業を目指す人向けの記事です。
資格選びの参考になれば幸いです。

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コスパの良い資格

コスパの良い資格として、おすすめするのは当然「行政書士」です。行政書士は、試験の難易度の割に、取り扱うことができる業務が多いのが魅力です。

弁護士法や司法書士法など、他の法律で制限されていることはできませんが、それ以外として1万種類以上の書類を扱えると言われています。

やり方しだいでは、難関資格以上に稼ぐことが可能です。

その他のコスパの良い資格

その他の資格としては、次の2つもコスパが良いと思います。

  • 社会保険労務士
  • 宅建士

この2つの仕事も行政書士同様、資格試験としての難易度が低めで、尚且つ、やり方しだいでは弁護士などの難関資格以上に稼ぐことができます。

◇社会保険労務士とは?

社会保険や労働保険などの手続きを、依頼人に代わって申請します。
略して「社労士」と、よく呼ばれている資格です。

社会保険労務士に依頼しなくても、会社自らが手続きすることは可能ですが、社会保険労務士に任せたほうが効率が良いので利用されます。

税理士にくらべると、顧問契約が取りにくいと言われていますが、それでも顧問契約で収入を安定させることができるのは魅力です。

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コスパの悪い資格

  • 弁護士
  • 公認会計士
  • 不動産鑑定士

知っている人も多いと思いますが、この3つの資格はとにかく「超難関資格」です。コスパを考えて取得を考えるなら、絶対に手をだしてはいけない資格です。

資格を取得するのに時間がかかりすぎますからね。10年以上これらの資格を取得するために勉強している方も珍しくないです。

「この仕事をしたい」と本気で考えている人以外は、挑戦しないほうがいいと思います。

司法書士もコスパが悪い

コスパを考えるなら「司法書士」もおすすめできませんね。
先ほどの資格ほどではないですが、十分難関資格です。

取得するまでに、かなりの年数を必要とします。

知り合いの行政書士が、開業しながら司法書士を目指して勉強を続けていますが、5年以上たった今も「合格しました!」という連絡はないです。