こんにちは、ひろです。
先日、友人から「資格業で生活していけるものなの?」と聞かれました。
失礼な感じで聞かれたのではなく、この不景気に資格業&個人事業主で、生活できるほどのお金を稼ぐことができるのか純粋に疑問に思ったようです。
そこで、今回はこの質問に答えます。
この記事を書いているのは、開業5年目の行政書士です。
資格業で生活してけるものなの?
世間では、難関資格を取得しても食べていけない時代と言われています。たしかに、ひと昔前とくらべると、資格業で食べていくには難しい時代になったと思います。
ネットの普及と報酬規程の廃止で、価格競争が激しいですからね。
しかし、今の時代でも間違った経営や営業をしなければ、資格業でも充分に食べていけます。人によっては余裕のある生活しています。
私の場合、副業をいくつかやっているので、厳密には資格業で生計を立てていないのかもしれませんが、私の所属している支部には、行政書士の資格ひとつで生活している先生はたくさんいます。
資格業は営業熱心な人が少ない
今の時代、資格業で食べていける理由のひとつに、他の業種に比べると資格業で営業熱心な人がまだまだ少ないということがあります。
ひと昔前まで報酬規程もありましたし、その時代は資格の名前だけで食べていくことができました。その流れなのか、積極的に営業をしようという先生は少ないです。
営業が得意な人が、資格業で開業すれば間違いなく成功すると思います。
行動力のある行政書士は必ず成功する
資格業で失敗する人の多くは「何もしていない」という人が多いです。
所属している会(行政書士会等)の集まりに参加しているだけで、仕事をした気になってしまって、仕事を得るための営業活動をしていない…。
開業しただけでは何も起こらないし、食べていくことは当然無理ですよね。
行動することが大切です。行動しないと廃業するだけです。
行動力のある行政書士は、必ず成功しています。
開業本を真似することについて
この記事は、資格業で開業するか悩んでいる方が読んでくれていると思います。そういった方は開業本を読まれると思いますので、少し話はそれますが「開業本」について注意を書きます。
開業本を真似して経営、営業、マーケティングをしていけば、絶対に成功すると思っている人が多いです。
少し大きい書店に行くと、資格業の開業本がたくさん並んでいます。
私も行政書士業で開業する時に読みましたが、読むだけで成功した気になったりします。
しかし、現実は開業本の通りに真似をしても成功するとは限りません。開業本を書いた先生の性格、能力、環境、時代などが、成功に大きく関係しているからです。
真似をして失敗した先生もいるので気をつけましょう。
開業本は読んだ方がいい
ちなみに、開業本は読んでも成功するとは限りませんが読んだ方がいいです。成功した人の考え方や工夫は、開業するにあたってとても参考になります。
自分の業務に当てはめれば、独自の工夫を生み出すキッカケにもなるのでおすすめです。