こんにちは、ひろです。
行政書士の試験勉強がある程度進んだら、本試験のシミュレーションをするために「模擬試験」を受けるのがおすすめです。
模擬試験の種類や、メリット、効果などについて説明します。
それでは、見ていきましょう。
行政書士の模擬試験を受けて本試験のシミュレーションをする
模擬試験は、次の2つの方法で受けることができます。
- 行政書士の受験予備校が実施してる模擬試験を受ける
- 問題を用意して自宅で模擬試験を受ける
それぞれ説明していきます。
行政書士の受験予備校が実施してる模擬試験を受ける
ネットで検索すれば、すぐに見つかると思いますが、行政書士の資格取得講座を開催している受験予備校が、模擬試験を実施しています。
費用はかかりますが、その年の傾向を押さえた「質のいい問題」が出題されるのでおすすめです。聞くところによると、長年のノウハウから作られた予備校の模擬試験の問題は、本試験で的中することもあるそうです。
行政書士の受験予備校として有名な「LEC東京リーガルマインドマインド」は、全国で模擬試験を実施しているそうなので、予定の合う人は申し込んでみることをおすすめします。
問題を用意して自宅で模擬試験を受ける
時間の都合がつかないという人は、自宅で模擬試験を受けることも可能です。
ユーキャンや資格の学校TACは、模擬試験の問題を郵送してくれるので、自宅で自分の好きな時間に模擬試験に挑戦することが可能です。
費用をあまりかけたくないという人は、本屋さんに売っている行政書士模擬試験問題集を買ってきて解いてみるという方法もあります。
雰囲気を変えるために、自宅ではなく図書館で受験したり、本試験と同じ13時~16時で模擬試験を受けたりすれば、本試験のシミュレーションがよりリアルにできます。
行政書士の模擬試験を受けるうえで意識する点
ただ問題を解くだけでは、もったいないです。
実際に本試験を受けたら、試験中に考えるであろう次の3点を意識してください。
- どの問題から解いていくか?
- 時間配分をどうするか?
- 40字記述式問題を解くタイミング
それぞれ説明していきます。
どの問題から解いていくか?
受験予備校のホームページや合格体験記などの情報を見ると、配点が高い「行政法」や「民法」から問題を解き始めることを推奨していることが多いですが、これは自分が解きやすい科目から始めればいいと思います。
私は「基礎法学」から問題を解き始めます。
勉強で使っていたテキストが、基礎法学、憲法、行政法、民法といった順番で収録されていたので、問題を解くときも、この順番のほうが何となく解きやすいからです。
時間配分をどうするか?
「どの科目に、どのくらいの時間をかけるのか?」時間配分も重要です。
ある程度の目安を決めておかないと、最後のほうの問題が時間切れになることがあります。
科目ごとに時間を決めるという方法もありますが、私は問題を1問目から順番に解くタイプなので、40字記述式を除いた問題数で、ざっくりと決めていました。「試験開始から1時間で〇〇問目まで解く」といった感じです。
ちなみに、記述式は配点が大きいのもあり30分確保です。
40字記述式問題を解くタイミング
配点が大きいので、40字記述式問題を解くタイミングは、あらかじめ決めておいたほうがいいです。無計画で「解く時間がない!」などのミスすると致命的です。
40字記述式問題だけは、合格するためには絶対に落としてはいけないところです。
解くタイミングについては過去記事で紹介しているので、こちらをどうぞ。
≫【行政書士試験】 難しすぎる問題はとばす【配点の高い問題から先に解く】
行政書士本試験のシミュレーションをして緊張になれる
本試験で緊張してしまい、本来の力を出せないという人も少なくないと思います。
そういった悩みがある人は、できるだけ多くの模擬試験を受けましょう。できれば、自宅ではなく受験予備校に行って受験するタイプがおすすめです。よりリアルな本試験シミュレーションになるので。
何度も受けているうちに緊張に慣れてきます。
模擬試験を本試験だと思って、真剣に受験すれば効果大です。