こんにちは、ひろです。
今回は、定年後に行政書士として開業するにあたり、「失敗する人の特徴」を取り上げていきたいと思います。
定年後も仕事をしたいという人が多いです。
「定年後の収入が、年金だけでは不安」
「第二の人生で何かやりたい」と理由は様々。
共通するのは、定年後ということで「失敗」はできないという点。
失敗できないからこそ気を付けなければなりません。
本記事では、失敗する人の特徴として「2つ」あげています。
実は、私が行政書士として開業してからこれまでで知り合った、開業に失敗した先生の特徴を書いています。なので実話です。
定年後に行政書士開業を「失敗する人の特徴」
どの商売でも、簡単に稼げるというものはないです。
定年後に開業して成功するには、それなりの努力が必要です。
失敗する人の特徴としては、
- 無計画な人(お金の使い方・事業計画)
- 必要な努力をしない人
特徴1:無計画な人(お金の使い方・事業計画)
行政書士業をするにあたって、無計画な人は失敗します。
無計画なお金の使い方
行政書士の開業の場合、お金をかけて開業しようと思えば、事務所を借りたり、良い設備を入れたり、いくらでもできます。
なので、開業資金をどう使うかの計画を立てることは重要です。ちゃんとした計画を立ててないと、すぐに資金不足になります。
事業計画・取扱業務を決めていない
行政書士は業務範囲が広いので、すべての業務に精通するのは無理です。
なので、取扱業務を決めておかないと、どの研修に参加すべきかも分からないですし、何となくで全ての研修に参加しても、お金と時間の無駄がでてきます。
これも計画を立てて、事務所の取扱業務を決め、必要な情報を集めるようにしなければなりません。そうしないと事業計画も決められません。
定年後に事業を失敗すると、行政書士の場合、損害賠償請求でもされない限りは大きな借金を背負うといういうことはないですが、定年後の生活資金を確実に減らしますので注意です。
計画は修正していく
行政書士として開業すると、開業前とは入ってくる情報量が違います。
なので、開業前に立てた計画を修正しなければならないこともあります。
そのあたりは、臨機応変に。
特徴2:必要な努力をしない人
何事も努力しないとダメです。
定年後の生活に合わせて、自分のペースで仕事をするにしても、努力をしないといつまでも稼げるようにはなりません。
定年後に大変な思いをしたくないという人は、開業することを考えなおしたほうがいいかもしれません。
よくあるのが、「この年齢でパソコン操作を覚えたくない」とか。
行政書士にとって、パソコンの操作スキルは必須です。
電子申請で使うこともあれば、お客さんとのやり取り、支部の仲間との情報交換など様々な場面で使います。
覚えるのが嫌だとか言ってられないものです。必要最低限の操作であれば、それほど難しくないので、何がなんでも習得する必要があります。
まとめ
今回は、定年後に行政書士として開業するにあたり、「失敗する人の特徴」を説明しました。
行政書士業は、たとえ仕事をしなくても会費さえ支払い続ければ、「行政書士」ではいられます。
なので、無計画でも努力をしなくても行政書士でいることはできます。
ただ、利益がない状態が続けば、それは開業失敗です。