行政書士の開業本を真似しても成功するとは限らない【営業/経営】

行政書士開業
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こんにちは、ひろです。

開業本を読むと、行政書士で食べていくのが簡単そうに思えます。書かれていることをそのまま真似すれば成功できそうな気がします。実際のところどうでしょうか?

という疑問に答えます。

私も行政書士登録をする前に、開業本を何冊も読みました。
これまでの経験をもとに話します。

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開業本を真似しても成功するとは限らない

成功するには、様々な要因があります。
時代だったり、タイミングだったり、地域、人脈、人柄などなど。

なので、開業本をそっくりそのまま真似をしても成功するとは限りません。

成功するには、自分の置かれている環境や、これまでの経験など、状況に合わせて進む方向を変えていく必要があります。

試してみる価値はあり

開業本に書かれていることを真似しても、絶対に成功するとは限りませんが、試してみる価値はあります。

これは、やってみないと分からないです。

開業本に書かれている通りに成功することもあれば、失敗して損をすることもあります。場合によっては、開業本の筆者以上の効果が期待できるかもしれません。

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行政書士で成功した人の「考え方」は見習うべき

真似しても成功しないなら、開業本は読んでも意味がないか?と言うとそうでもないです。開業本には成功するためのヒントが多く書かれているで、読むことはおすすめです。

とくに、成功した筆者の考え方や行動のほか、行政書士業に取り組む姿勢などは、とても参考になるので読んだほうがいいです。

どういう状況で、どう判断したのか?どういう行動をとったのか?は、そのまま真似はできなくても勉強になります。

開業本でおすすめしない方法でも試してみる

開業本で、「無駄だった」とか「無意味だった」と紹介されている、おすすめしない営業やマーケティングの方法も、試してみると意外と成功することがあります。

開業して間もない頃、所属している支部で集まりがありました。
そこで、成功している先輩行政書士が、最近やった営業方法で効果があったものを教えてくれました。

その営業方法というのが、「今の時代には向いていない」と開業本で紹介されていた方法でした。開業本の筆者が無駄だったと感じたことでも、時代も地域も違う他の行政書士が実践すれば成功することもあります。

その話の続き…

その話を先輩行政書士から聞いたあと、同期で入会した先生に、その営業方法について相談してみました。

返ってきた答えは、
「その営業方法は時代遅れだから、やるだけ無駄」というものでした。

開業本の情報などを鵜呑みにすると、損をする可能性もあります。変な先入観を持たないで、自分が良いと思ったことは試してみることをおすすめします。

まとめ

今回は、行政書士の「開業本」について解説しました。
開業本に書かれている内容を実践しても、必ずしも成功するとは限りません。成功にはタイミングや人脈、経験など、様々な要因が関係しているからです。

開業本に書かれている内容を参考に、自分の置かれている環境や経験を考慮して、臨機応変に営業やマーケティングを試していくことをおすすめします。