こんにちは、ひろです。
今日は、久しぶりに気温が低くめで過ごしやすい日でした。
最近、異常に暑かったので助かります。
今回は、こんな疑問に答えます。

行政書士の資格で独立する予定です。最近の行政書士業は、取扱業務を絞って仕事をするのが主流になっていると開業本で読みました。専門分野はどのようにして決めるといいのでしょうか?
以前書いた、記事の続きのような感じです。

行政書士の失敗しない専門分野の決め方
専門分野を決める際に重要なのは次の2点です。
- 自分に合っているか?
- 継続的に利益がでる市場規模なのか?
1が優先です。
1をじっくり考えてから、2を調査していきます。
1.自分に合っているか?
自分の性格や前職、行政書士以外の所持している資格などを考慮して、専門分野を決めるといいです。そのほうが行政書士として成功しやすいです。
行政書士という仕事は、そういった過去の経験や、取得資格を活かしていくことができます。
0から築いていくより近道となるのでおすすめです。
専門分野は、本当に自分が興味をもてる分野を選ぶ
本当に自分が興味をもてる分野でないと、仕事として続かないです。
最初はよくても、実務で大変な思いをすると挫折します。
なので、専門分野を決める際は「この先もずっと興味を持ち続けられる分野か?」という点が最も重要になります。
2. 継続的に利益がでる市場規模なのか?
行政書士の取扱業務は多岐にわたります。
しかし、実際は生活できるほどの利益を、継続的に確保できる市場は限られています。
行政書士会や、全国の行政書士事務所のホームページを見ると「どの市場が該当するのか?」すぐに分かると思います。市場規模は、開業後の稼ぎやすさにも影響してきますので、専門分野を決める際に無視することはできません。
行政書士業の専門分野は1つずつ増やしていく

専門とは言っても、ひとつに絞る必要はないです。
しかし、一気に専門分野を3つとか持つのではなく、まずは1つ専門分野を決めて、ある程度極めたら1つずつ増やしていくのがおすすめです。
行政書士の資格で稼いでいける市場はいくつかありますが、どの分野も奥が深いです。
専門家として認められるほどの知識を吸収するのには時間がかかります。
あれもこれもと様々な分野に手を出すと、ノウハウの蓄積が遅くなるので、行政書士事務所経営も安定させるまで時間がかかります。
行政書士の専門分野は3つくらいまで
どの分野も、法律や制度が改正されたりします。
それらの情報についていけないと専門家とは言えません。
専門分野の数が増えるほど、精通し続けるための勉強時間も増えていきます。
どの分野を3つ選ぶかにもよりますが、専門分野を下手に増やすよりも、今ある分野での集客やマーケティングに力をいれたほうが結果良くなる場合もあります。
専門分野に関する情報は常にアンテナを張っておく
専門分野を決めたら、常にアンテナを張って関連情報を取集するクセをつけることが必要です。
最近はネットの普及で、一般の人もある程度勉強してから相談に来ます。
専門家として、相談者より知識がないのは恥ずかしいです。
それと情報によっては、入ってくるタイミング次第で莫大な利益を生む場合もあります。
どちらにしても、専門分野を決めたら、その分野では誰にも負けないくらいの知識や経験をもつという心構えが必要です。
行政書士「専門分野の決め方」まとめ
今回は、行政書士の「専門分野の決め方」について解説しました。
重要なのは、「自分に合っているか?」と「継続的に利益がでる市場規模なのか?」とう点を、考慮したうえで決めるということです。
特に、自分の性格や前職、取得資格などは、専門分野を決めるにあって大きな判断基準になります。じっくりと考えた上で専門分野を決めていきましょう。