【行政書士試験科目】民法の勉強方法【出題傾向・40字記述式問題対策】

行政書士試験
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こんにちは、ひろです。

今回は、民法の勉強方法についてです。

行政書士試験において、民法は行政法の次に配点が高い科目です。
合格するために攻略は必須です。

私が実際にやっていた勉強方法をご紹介します。
民法が苦手という方向けの記事です。

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行政書士科目・民法の配点

まず、民法の配点について。

  • 5肢択一式…9問(36点)
  • 記述式…2問(40点)

5肢択一式と記述式を合計して11問(76点)です。
行政書士試験の満点が300点ですから、配点が大きいのが理解してもらえると思います。

「民法が苦手」と言っているようだと、合格は難しいです。
徹底的に勉強して得意科目にしましょう。

ちなみに、私も民法が苦手でしたが、合格した年には得意科目に変わっていました。
勉強のコツが分かれば、民法はそれほど難しくないです。

民法は、「財産法」と「家族法」と分けることができます。さらに財産法は「物件法」と「債権法」に分かれ、家族法は「親族法」と「相続法」に分けることができます。
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行政書士科目・民法の勉強方法

行政書士試験において、民法が難しいとされているのは次の通り

  • 条文が多いうえに、その条文を覚えるだけでは問題が解けない
  • 過去に出題された問題が、繰り返し出題されにくい
  • 40字記述式の配点が高い

それぞれ、どう勉強していけばいいのか対策を説明していきます。

条文が多いうえに、その条文を覚えるだけでは問題が解けない

民法の条文数は、1,000を超えています。
暗記で対応するのは無理です。

それに民法は、事例をあげて出題されることが多いので、覚えた知識を使いこなせなければ問題が解けません。

勉強法としては「図を書きながら問題を解く」です。
登場人物や権利関係などを、書き出していきましょう。

最初は、面倒だったり分かりやすく書けなかったりしますが、次第に慣れてきて、民法の問題が正確に解けるようになります。

とにかく民法は、理解するということが大切です。

過去に出題された問題が、繰り返し出題されにくい

過去問をやると分かりますが、民法は過去に出題された問題が、繰り返し出題されにくいという特徴があります。

この点は、憲法や行政法などと違う点です。憲法や行政法は、過去に出題された問題が形を変えて出題されることが多いので。

なので、過去問である程度の傾向をつかんだら、問題演習中心の勉強に切り替えましょう。
そのほうが効率的に民法の正解率を上げることができます。

私は、予想問題集を購入して勉強していました。
できる限りに多くの問題で慣れたほうが、知識の応用が上手くなります。

40字記述式の配点が高い

先ほども言いましたが、民法の40字記述式問題の配点は高いです。
2問出題されて合計20点です。

範囲が広く対策が取りづらいですが、普段から記述式を意識して勉強すれば攻略は可能です。

勉強方法としては、基本テキストを読む際に「記述式ならどう出題されて、どういった答えになるか?」を考えるということと、問題演習で文章を40字にまとめる練習をするのが効果的です。

最初は、深く考えないで「とにかく書いてみること」が大切です。
解いているうちにコツがつかめます。

民法改正について

ご存知とおり、民法は近年大きな改正がありました。
出題される可能性の高いところなので勉強は必須です。

民法改正について詳しく書かれた参考書や問題集を購入したり、受験予備校の講座を利用したりするなどして、対策は万全にしておきましょう。

私も実務で使うために、何冊か購入しましたが、どの本もとても分かりやすく書かれていました。自分に合うものを書店で探してみてください。

まとめ

今回は、行政書士の試験科目である「民法」の勉強方法について説明しました。法律を初めて勉強する人にとっては、憲法や行政法などの科目よりも複雑で難しく感じると思います。

しっかりと条文を理解していないと解けない問題が多く出題されるので、早い段階から民法に慣れておくことが必要です。

民法全体の勉強のコツとしては、「分からなくても勉強を進める」です。何度か繰り返しているうちに理解できるところも多いです。一か所で悩んでいないで、どんどん勉強を先に進めましょう。

それでは、また明日。