【行政書士になる!】法学部の大学生が資格試験に挑戦【注意点】

知り合いの大学生が行政書士試験に挑戦しました。
そこで今回は、学部についてのことや資格試験、行政書士登録、開業などについてお話したいと思います。

合格するには法学部が有利なのか?
大学生で行政書士資格を取得するメリットとは?
こういった疑問についてお答えします。

その他、行政書士生活6年目の経験から、勉強法や開業についても話を広げていきたいと思います。

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行政書士試験に合格するには法学部が有利なのか?

冒頭の知り合いの大学生は「法学部」です。
行政書士試験は法律系の国家資格なので、法学部が有利だと誰もが思いますよね。

本当に法学部が有利な試験のか?

実際のところ、法学部というのは、行政書士試験において「かなり有利」であることは間違いないと思います。大学で法律の基礎について学んでいるので、行政書士の試験科目である法律科目の理解がしやすいからです。また、法的思考が身についている点も大きいと思います。

私の知り合いの法学部出身の先生は、驚くほど短期間で行政書士の資格を取得されています。法律用語などの基礎的な部分をすっ飛ばして勉強を開始できるのは強いです。

法学部以外だと合格は難しいのか?

法学部以外でも行政書士試験は合格可能です。

法学部は有利ではありますが、行政書士試験に出題されるレベルの法律知識は、ある程度本気で勉強をすれば、他の学部出身者でもすぐに追いつくことができます。

それほど難しい問題は出題されません。

油断していると不合格になる

ただ、油断していると不合格になるので注意が必要です。

弁護士や司法書士など他の法律系国家資格と比較すると簡単に見えるかもしれませんが、十分難しい試験です。行政書士試験の合格率は「毎年10%前後」です。

取得するには、それなりの期間勉強しなくてはなりませんし努力も必要です。3回以上受験しても合格できないという人も珍しくないです。

法学部でも油断していると落ちます。

大学の講義は行政書士試験科目を履修する

学部によりますが、法学部以外でも行政書士の試験科目になっている法律の講義を行っていることがあります。

そう言った講義は、積極的に履修するのがおすすめです。多少行政書士の試験科目からズレていたとしても、基礎や法的思考が身に付くのでためになります。

行政書士試験は大学生だけでなく誰でも受験可能

この記事では、大学生の行政書士受験について書いていますが、行政書士試験は、性別や年齢、学歴、国籍に関係なく誰でも受験できます。なので大学生だけでなく、高校生や中学生でも受験可能です。

たしか昔は、大学の教養課程の単位が必要だったような…はっきり覚えていませんが、受験するのにあたってそんな制限があったと思います。

10代で合格する人もいる

行政書士試験に、10代で合格する人もいます。

試験を実施している「行政書士試験研究センター」という機関が、合格者の年齢などのデータをホームページに毎年掲載しているのですが、それによると10代での合格者も最近では珍しくないことが分かります。

ちなみに、行政書士は受験資格がないので誰でも受験することが可能ですが、行政書士の登録には制限があるので注意です。

未成年者は欠格事由に該当するので、行政書士登録はできません。試験に合格しても登録して仕事をすることはできないのです。

大学生で行政書士資格を取得するメリット

下記の2つがあります。

  • 就職活動の際にアピールできる
  • 知識が広がる

順番に説明していきます。

就職活動の際にアピールできる

行政書士の資格取得は、就職活動をする際に自分をアピールするポイントになります。

どこかの行政書士事務所に就職を希望するのであれば、それだけで十分強力な武器になりますが、他の業種でも行政書士資格を取得した知識や努力を評価してもらえます。

以前、こちらの記事を書いているので興味ある方はどうぞ。
≫行政書士資格を活かして就職する【履歴書と面接の注意点】

知識が広がる

行政書士試験は法律の基礎を学ぶため、社会人となった時に役立つ情報満載です。

とくに民法あたりは、日本人であれば誰もが関係してくる内容ですので、学部とか関係なしに勉強して損はないです。知っているのと知らないのでは対処が違ったものになってきますからね。

また、法律の知識が広がるということで、他の資格へステップアップするキッカケにもなります。

行政書士試験に合格後、弁護士や司法書士、土地家屋調査士、社会保険労務士などの資格試験にする人も少なくありません。

【大学生】おすすめ行政書士試験の勉強法

受験する年齢によって勉強法をいろいろと工夫する必要がありますが、大学生の場合は、がむしゃらに基本テキストと過去問、予想問題などをくり返すのがおすすめです。

「若さ」と「勉強する習慣」があれば、こういった勉強方法でも結果が出せると思います。むしろ、変に複雑化してしまった勉強法より効率的だと思います。

勉強のコツは次の通り

  • 六法を使う
  • 配点の高い科目を優先して勉強する
  • 一般知識を吸入する習慣をつける

順番に説明していきます。

六法を使う

必要ないという人もいますが、私は六法を使うことをおすすめしています。

理由は、記憶が定着しやすいからです。

基本テキストを読んで、条文が出てきたら六法で該当箇所を確認する。
過去問で一問ずつ、根拠条文を確認する。

そうすることで、頭の中の知識が整理しやすくなります。

配点の高い科目を優先して勉強する

行政書士試験は配点に差があるので、配点の高い科目を優先して勉強するのが効率的です。

基本テキストに書いてある順番通りに勉強を進めてもダメではありませんが、行政書士の試験範囲の広さを考えると失敗することもあります。大学生活が忙しくて、勉強が間に合わなくなる可能性があるからです。

合格する可能性を少しでも高くするためにも、配点の高い科目から勉強しましょう。

一般知識を吸収する習慣をつける

行政書士試験には「一般知識」の問題が出ます。
なので、一般知識を普段から吸収する習慣をつけることが必要です。

これに関しては、社会人の方が有利かもしれません。

一般知識は机の上で勉強して対処できる科目もありますが、テレビニュースや新聞などで普段から情報を吸収していないと対処できない問題もあります。

行政書士資格での開業について

大学卒業後に行政書士事務所を設立することも可能です。
未成年でなければ、行政書士会に登録して開業できます。

比較的少ない資金で開業できますので、大学卒業後に即開業したいという方におすすめです。いろいろこだわらなければ、開業資金は50万円もあれば十分です。

事務所の運営が軌道に乗るまではアルバイトなどをする必要がありますが、少なくとも仕事をするのに最初にかかる費用は、大学生でも貯めることが可能な金額です。

まとめ

今回は、大学生が行政書士資格を取得することについて、学部や試験、登録、勉強法、開業資金などについてお話しました。

行政書士試験は毎年合格率が10%前後の試験なので、決して簡単な試験ではありませんが、法学部でなくとも頑張れば合格できる試験です

将来的に法律関係の仕事につきたいという方は、ダブルライセンスのひとつとして取得しても損はありません。おすすめです。

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