【行政書士試験】古いテキストや過去問で勉強すると後悔します【理由】

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行政書士試験

こんにちは、ひろです。

今回は、「古いテキストや過去問で勉強をすること」についてです。

行政書士試験のテキストや問題集は値段も高いので、試験に落ちた前年度のものを使ったり、新品を買うのが勿体ないからと中古のものを買ったりと、古い教材を使う人がいます。

しかし、その年の受験用に出版されたものを使わないと後悔します。
その理由について説明します。

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【行政書士試験】古いテキストや過去問で勉強すると後悔します

1~2年程度古い教材を使って行政書士試験に合格する人もいますが、テキストや問題集はその年の受験用に出版されたものを使うのがベストです。

理由として大きいのは「法改正」です。
当然、古い教材は、その年に出題される可能性が高い法改正に対応していないです。

法改正の内容をすべて把握したうえで、古いテキストや問題集を使うぶんには問題ありませんが、いちいちチェックするのも時間がかかって面倒ですし、見落とす可能性もあります。

行政書士試験は、1点足りないだけで不合格になります。
大変な思いをして勉強するのですから、新品の教材を使って最善を尽くべきです。

お金を節約するために、合格する可能性を下げるのは本末転倒です。

ブックオフで中古のテキストや問題集を買う

初めて行政書士試験に挑戦する知り合いから「ブックオフで、行政書士試験のテキストや問題集を買っても大丈夫なのか?」という質問をされたことがあります。

「合格したいなら、中古の数年前の教材ではなく、受験する年度の新品を買うべき」とアドバイスしました。

何度か受験経験のある人なら、法改正に気を付けて中古の教材を使うという方法もアリだとは思いますが、初受験の場合は難易度が高いので絶対に新品で揃えるべきです。

聞くところによると、ブックオフで買った教材だけで行政書士試験に合格した人もいるらしいですが、真似するのはおすすめできません。

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「民法改正」だけは最新のテキストでしっかり勉強する

ネットで行政書士試験の合格体験記を読むと、数年前のテキストや問題集を使って合格したという記事もありますが、ほとんどが「民法改正前」の話です。

行政書士試験において、民法改正はとても重要なポイントです。

古い教材を使いたいという人でも、民法改正の部分だけは最新の参考書を購入したほうがいいです。

実務の関係で私も何冊か購入しましたが、分かりやすく書かれている本が多く出版されているので、自分に合うものを書店で探してみましょう。

行政書士試験・再受験の場合、古いテキストや問題集は捨てない

ここまで説明したように、行政書士試験はその年の受験用に出版された教材を購入したほうがいいです。それは再受験の人でも同じです。

ただ、再受験の人は、新しい教材を購入するにしても、古いテキストや問題集を絶対に捨てないようにしましょう。私は3回目の受験で行政書士試験に合格しましたが、合格するまで教材は一切捨てませんでした。

理由としては、「書き込み」をしていたからです。
書き込みをした古い教材は、辞書のように使うことができます。

なので、不要だと思っても捨てないことをおすすめします。

過去問について

「過去問は古くても問題ないのでは?」と思っている人もいますよね。

ダメです。
過去問も、法改正の影響を受けます。

その試験が実施された当時は「正しい」だった解答が、次の試験では法改正の影響により「誤り」に変わることもあります。法改正の影響を受けている箇所をチェックするのも大変なので、買い直すことをおすすめします。

まとめ

今回は、行政書士試験において「古いテキストや過去問で勉強すると後悔します」という話をしました。

試験では、1点足りないだけで不合格になります。せっかく長い期間勉強を頑張ってきたのに、古い教材を使ったばかりに「1点足りませんでした」では後悔しまくります。

受験する年度に合わせて出版された、最新のテキストや過去問を使うようにしましょう。

それでは、また明日。