【行政書士】開業にあたって準備するのを忘れがちなもの

行政書士開業
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行政書士の資格で開業するには、いろいろと必要なものがあります。
私も開業する時、準備が大変でした。

今回は、その中でも忘れがちなものを書いていきたいと思います。

開業して間もない頃は、比較的時間もあると思いますので、そういった時間を利用して準備することをおすすめします。

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開業にあたって準備するが忘れがちなもの

  • 見積書
  • 請求書
  • 領収書
  • 書類預かり書
  • 送付状
  • FAX送信状
  • 委任状
  • 委託契約書

このあたりは、依頼を受ける際に必ず必要になってくるので、暇な時間を利用して作成しておきましょう。帳票類は、初めての依頼で頭の中がいっぱいいっぱいの時に、作成するのはとにかく面倒ですからね。

行政書士会が発行しているものでもOK

見積書や請求書、領収書は、行政書士会が発行しているものでも十分に使えます。所属する行政書士会の窓口で購入できますので、必要な方は問い合わせてみてください。郵送にも対応していたと思います。

これらの帳票類は、自分で作成しても問題ありません。私のまわりの先生方だと、行政書士会発行のものを使っている先生が半分、自分で作成している先生が半分といった感じです。

ちなみに私は、行政書士会が発行しているものを使っています。手書きなのが面倒なところですが、しっかりと所属する行政書士会の名前が印刷されていて、お客さんからの印象が良いので開業からずっと使っています。

請求書や領収書等を、自分で作成する場合には、必要事項の記載を忘れないようにしましょう。
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必ず必要になる備品

必ず必要になる備品も書いておきます。
このあたりの準備を忘れる人はほとんどいないと思いますが念のため。

  • 名刺
  • パソコン
  • プリンター
  • 固定電話・携帯電話
  • FAX
  • 封筒
  • 印鑑・スタン

封筒は、依頼人に印象付けるためにも「色」を決めたほうが便利です。ポストに投函した時に、チラシ類に紛れても気が付きやすくなります。

あと事務所の名称や住所、連絡先をまとめて押せるスタンプは重宝します。封筒や領収書に合わせたサイズで作成すると便利です。ネットショップで安く購入することができます。

固定電話は自宅と分ける

固定電話は、自宅兼事務所の場合でも番号を分けるようにしましょう。問い合わせに子供がでてしまっては取れる仕事も取れなくなります。

FAXは、使用頻度が高くなるまでは、事務所の電話番号との切り替えでも問題ありません。私もそんな感じでしたが、特に不便はありませんでした。遠隔でスマホから電話とFAXを切り替えられるようにしておくと便利です。

◇転送サービス

ひとり事務所の場合は、転送サービスを契約するのを忘れないようにしましょう。せっかく事務所に問い合わせがあっても、外出中で電話にでられないでは意味がないですからね。チャンスは逃がさないようにすることが大切です。

ちなみに、電話会社にもよりますが、転送サービスは数百円で利用することができます。

その他、準備したほうがいいこと

実務の専門書を購入したり、役立つ情報が掲載されている役所のホームページをブックマークしておくと便利です。申請の手引きなどは必ずチェックしておきましょう。

実務経験がなく開業した人は、できる限りこうした準備をしておくと、初めての依頼でも余裕をもって対応することができます。

相談できる先輩行政書士を探す

最後に忘れてならないのが、困ったときに相談にのってくれる「先輩行政書士」です。ある意味、一番重要で役に立つ準備です。

すでに様々なことを経験している先輩行政書士の存在は心強いです。

こればっかりは、行政書士会の集まりや支部活動に積極的に参加するなどして、時間をかけて関係を築いていく必要があります。

実務経験や人脈のない私がここまで行政書士を続けられているのも、先輩行政書士のおかげといっても過言ではないですからね。