【行政書士】開業にあたっての疑問・質問【開業した経験から答えます】

行政書士開業
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行政書士の資格で開業するにあたって、いろいろと疑問に思うことも多いと思います。そのいくつかを開業した経験から答えていきたいと思います。

開業後も勉強は必要なのか?
実務経験がなくても食べていけるのか?
行政書士補助者の求人が少ないのはなぜか?

順番に説明していきます。
開業予定の方の参考になれば幸いです。

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開業後も勉強は必要なのか?

「実務」と「経営・営業」の勉強が必要です。

実務に関しては、行政書士試験での勉強が役に立たないので、一から勉強を始める必要があります。

これが結構大変で、関連する法律や制度の内容、手続きの仕方など、覚えたり理解したりすることがキリがないくらいたくさんあります。しっかり勉強していないと、依頼人にも迷惑がかかるので怠けることはできません。

「経営・営業」の勉強は、仕事の依頼を獲得するために必要です。どんなに行政書士として業務の知識が豊富でも、依頼がなければ食べてはいけませんからね。

行政書士を含めた士業は、一生勉強が必要とも言われていますので、開業する際には覚悟が必要です。

勉強をしてくる依頼人

最近では、インターネットを活用して、勉強してから相談にくる依頼人も少なくありません。

専門家として知識で負けては恥ずかしいですからね。
取扱業務に関する最新の情報は、必ずチェックするようにしましょう。

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実務経験がなくても食べていけるか?

実務経験に関しては、現在開業しているほとんどの行政書士が、実務未経験からスタートしているのを考えれば問題ないと思います。

私も実務未経験からの開業でしたが何とかなりました。それなりに苦労はしますが、責任感をもって対応していれば誰でも食べていけます。

実務経験がなくて不安なことのひとつに、「相談者からの質問」がありますよね。これに関しては、次のように対応すれば問題ありません。

分からないことを質問されたら?

正直に分からないことを、相談者に話したほうが良いです。普段から実務に関する勉強をしていて、それでも分からないのであれば、それはかなりイレギュラーな質問です。

分からなくても恥ずかしいことはありません。
「調べて、後日報告します」と、しっかりとした態度で話しましょう。

間違っても、嘘や適当な返事をしてはダメですよ。
後々トラブルになるだけですからね。

行政書士事務所の求人募集が少ないのはなぜか?

これについては、過去の記事で説明していますので、こちらをどうぞ。
≫ 行政書士補助者の求人募集が少ない理由【人手が欲しい時どうしているのか?】

最近では、コロナ禍も原因のひとつになっています。

  • コロナ禍で仕事が減ったので、補助者を雇う必要がなくなった。
  • 雇った補助者がコロナになると大変だから、補助者を雇うのをやめた

といった感じです。

私の知り合いの先生は「コロナ禍前は忙しくて補助者が欲しかったが、コロナ禍のため電話や郵便、ZOOM を活用し始めたら、仕事の効率が良くなって補助者を雇う必要がなくなった」と言っていましたね。