行政書士の資格でいつでも開業できるのにしない人。
意外と多いと思います。
実は私もこんな感じの時期がありました。
なので、行政書士試験合格から開業まで数年の期間が空いています。
実際に開業してみて、どうだったのか?
これまでの経験をもとに書いていきたいと思います。
開業できる状態であれば、すぐにでも開業したほうが良い理由
開業のタイミングはいつなのか?
開業してみて思うのは「もっと早く開業すれば良かった」です。
なので、開業できる状態であれば、すぐにでも開業することをおすすめします。
開業するにあたって、行政書士会に登録する必要があるので開業資金は必要ですが、そのほかの実務経験やら年齢やらの不安は、意外と何とかなります。
早く開業して行政書士としてのキャリアを積んでいった方が、収入が安定する年齢も早いですからね。行政書士の資格で食べていくのは難しいと言われていますが、正しい方向で頑張れば誰でも食べていけます。
開業できる状態とは?
先ほど少し触れましたが「開業資金」が確保できた時です。
開業資金の額は人によって差がありますが、少なくとも半年程度は仕事がなくても、今の生活を維持していける額&事務所の運営費があればいいと思います。
たまに、何の資金も計画もなく「背水の陣」で開業する新人さんがいますが、それは無謀なのでやめましょう。 廃業すれば行政書士会への登録費用が無駄になりますからね。
次のチャプターでは、行政書士の資格で開業するにあたって、多くの人が気にする「実務未経験」について解説したいと思います。
実務経験がなくても行政書士としてやっていけるのか?
やはり行政書士の資格で開業するにあたって、一番気になるのは「実務経験がない」という点だと思います。行政書士試験で必要な知識は、実務ではほとんど役に立ちませんからね。そんな状態で依頼を受けて稼ぐことができるのか?不安ですよね。
ただ、この点に関しては「何とかなる」が正解です。行政書士は補助者の求人が少なく、ほとんどの行政書士が実務未経験で開業しています。それでも何とかなっています。
私も実務経験なしでの開業でしたが、何とかなっています。
どうして実務経験なしでも稼いでいけるのかは、このブログでいろいろと紹介していますので、興味のある方は読んでみてください。
ちなみに、行政書士補助者の求人を運よく見つけた場合、応募して経験を積むことをおすすめします。実務未経験で開業して何とかなるとしても、やはり実務経験があったほうが有利です。
希望する業務以外の求人だったとしても、得るものが多いので務めても損はないです。