こんにちは、ひろです。
今回は、行政書士試験の出題形式のひとつである「多肢選択式問題」の解き方や勉強の方法についてご紹介します。
私は、多肢選択式問題には苦い思い出があって、2回目の受験の時に24点満点中、半分近い問題を間違えた経験がありす。(その時の試験は不合格でした)
その時の経験から学んだ、解き方や勉強方法をご紹介します。
それでは、見ていきましょう。
行政書士試験・多肢選択式問題の解き方
多肢選択式問題を解くコツは次の通りです。
- 空欄の前後の文章を確認する
- 分かるところから埋める
- 最後に全文を読んでみる
それぞれ説明していきます。
空欄の前後の文章を確認する
多肢選択式問題では、問題となっている空欄の前後に必ずヒントがあります。
そのヒントに気が付くことができるかが重要です。
前後の文章を丁寧に読んで、単語や文章の意味するところを考えてみましょう。
そうすることで、自然と選択肢を絞ることができます。
分かるところから埋める
最初の空欄から埋めようとしないで、自分が分かるところから空欄を埋めていきましょう。
空欄によって難易度が違います。
解くことができる確実な空欄を埋めることで、難易度の高い空欄に入る候補を絞ることができます。
最後に全文を読んでみる
これが一番重要です。
意外とやらない人が多いので注意です。
多肢選択式問題の空欄をすべて埋めたら、必ず全文を最初から読みましょう。
その時に違和感がある空欄は、再度検討が必要です。
違和感があるということは、間違えている可能性が高いです。
残った他の選択肢を入れてみて、もう一度読んでみてください。
違和感がなくなるまで、この作業を繰り返しましょう。
行政書士試験・多肢選択式問題の勉強方法
多肢選択式問題は、憲法と行政法について出題されます。
配点は次の通り。
- 憲法…1問(8点)
- 行政法…2問(16点)
全体で24点もあるので、間違えるとダメージは大きいです。
勉強方法
過去問を解けば、出題される傾向をつかむことができます。
その傾向を理解したうで、基本テキストを丁寧に読み込んでいきます。
行政法に関しては、40字記述式でも出題されるので、多肢選択式に対する特別な勉強は必要ないと思いますが、憲法は記述式がないので基本テキストの読み込みが重要となります。
≫【行政書士試験科目】行政法の勉強方法(5肢択一式・記述式・多肢選択式)
読み込む際に、重要な単語には蛍光ペンなどでチェックしていきましょう。
色がつくことで、読んだ際に記憶に残りやすくなります。
蛍光ペンでのチェックを試験直前期にやっても、読む回数が確保できないので、できればある程度勉強が進んだ段階でチェックしたほうがいいです。
まとめ
今回は、行政書士試験の出題形式である「多肢選択式問題」について、解き方や勉強方法を解説しました。多肢選択式の怖いところは、一つの空欄を間違えると、その他の問題も間違いとなってしまう点です。
一歩間違えると、大量に得点を失う可能性があります。
そうならないために、次の3点については普段の問題演習の時から実践する必要があります。
- 空欄の前後の文章からヒントを探す
- 確実に分かるところから埋める
- 全文を読んで違和感を探す
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございます。
最後に、重要なことを言います。
多肢選択式問題の全問正解を目指すあまりに、分からない空欄で長時間悩むのはやめましょう。
時間が足りなくなります。
全問正解を目指すべきですが、全問正解しなくても合格は可能です。
諦めも大切です。
今日はここまでです。
お疲れさまでした。