こんにちは、行政書士ひろです。
今回は、「行政書士試験で難しすぎる問題が出題されたらどうするか?」についてです。
それでは見ていきましょう。
難しすぎる問題はとばす
行政書士試験は、毎年数問ですが「難しすぎる問題」が出題されます。
年度によっては、弁護士試験のレベルが出題されたこともあります。
難しすぎる問題は迷わず「とばす」のが正解です。
時間をかけて考えている場合ではありません。
ある程度考えてダメなら、次の問題をやったほうがいいです。
試験の時間は限りがあります。
解ける問題に時間をかけましょう。最後に時間がなくなって、解ける問題ができないのは、かなり痛いです。合否を分けます。
難しすぎる問題にはマークをつける
問題をとばす時には、難しい問題だったと後で分かるように専用のマークをつけておきましょう。
その場合のマークは、試験中に考えるのではなく、事前に考えて、模擬試験など普段の勉強にも取り入れておくといいです。
これをやるのと、試験時間を有効に使えるので是非試してください。
配点の高い問題から解く
行政書士試験の問題は、すべて同じ配点という訳ではありません。
問題によって点数が違います。
試験は、配点の高い問題から解くようにしましょう。
そうすることで、時間が足りなくて、万が一問題が残ってしまっても、被害が最小限ですみます。
配点は事前にチェック
勉強をする際は、問題の配点を意識する必要があります。
問題を解くことに集中しすぎて、配点のチェックを忘れがちな人が多いので注意です。
たったそれだけでも、合格する確率は高くなります。
試験中、「この問題は何点」とすらすら分かるくらいに配点を覚えてください。
40字記述式問題は、試験中盤以降で解く
行政書士試験において、40字記述式問題の配点は高いです。
合格するためには、必ず得点しておきたいところ。
しかし、この問題を、配点が高いからといって最初に取り掛かってはダメです。
理由としては、
- 試験開始直後は、緊張で頭がまわってない
- 問題を解けない場合、リズムがくずされる
試験開始直後は、緊張で頭がまわってない
試験開始5分~10分程度は、緊張で頭がまわってない場合が多いです。
40字記述式問題は、考えさせる問題なので、そんなときに解ける問題ではありません。
なので、40字記述式問題を解くのは、十分に落ち着いて考えることのできる、試験の中盤以降に解くのがベストです。
問題を解けない場合、リズムがくずされる
試験問題は一定のリズムと解くと、集中しやすくペース配分が保ちやすいです。
しかし、試験の開始直後に40字記述式問題に取り掛かり、その問題が難しくて解けないと、プレッシャーによってリズムがくずされます。
そうならないように、試験の中盤以降で挑戦するようにします。
模擬試験で練習
普段の勉強から難しい問題に慣れておくといいです。
ある程度、勉強が進んだら模擬試験に挑戦してみましょう。
模擬試験は、長年行政書士の合格講座をやっているような有名校のものがおすすめ。
そういった学校は、ノウハウを持っているので問題の質がいいです。
最後は勘に頼る
どんなに考えてもわからない問題は、最後は勘に頼って解きましょう。
行政書士試験は、5肢択一なので5分の1の確立で正解します。
「運も実力のうち」です。
何も選ばなければ不正解なのですから、勘でも選んだほうがマシです。
その1問が合否を分ける可能性もあるので。
試験前に、どの選択肢を選ぶか考えておく
どんなに考えても解けない、難しい問題が出題された時のために、事前にどの選択肢を選ぶか決めておくといいです。
試験では緊張が影響して、勘で選ぶはずの選択肢にも悩むことがあります。なので、試験前から決めておくと時間を無駄にしません。
まとめ
行政書士試験では、難しすぎる問題は毎年必ず数問は出題されます。そういった問題は、とばして、解ける問題からどんどん解いていきましょう。
試験時間は長いようで短いですから、正解する可能性が低い難問に時間をかけていては、解ける問題を解く時間までなくなってしまいます。
難しすぎる問題は、最後まで残して、考えても分からなければ最後は勘です。
どんな問題が出題されても冷静に対処しましょう。