こんにちは、ひろです。
先日、部屋の本を片づけていたら、行政書士の受験生時代に使っていた「六法」が出てきました。もう捨てたものだと思っていたので、とても懐かしかったです。
この何年かで行政法や民法など色々と改正されたので、六法としては使えませんが、せっかくなので私が実践していた勉強法をご紹介したいと思います。
今回は「六法への書き込みの仕方について」です。
行政書士の資格取得を目指す受験生の参考になれば幸いです。
六法への書き込みの仕方
あまり、ごちゃごちゃ六法に書き込みをすると使いにくいものになってしまうので、次の2点だけにするのがおすすめです。
- 過去に出題された条文
- 補足説明
私が行政書士試験に合格した年度は、六法にはこれだけしか書き込みをしませんでした。
それぞれ説明していきます。
過去に出題された条文
過去問を解いていると、解答に根拠条文が記載されていると思います。
その根拠条文を六法で探し、すべてチェックしていきます。
チェックは「蛍光ペン」がおすすめです。
色は何でもいいですが、個人的には黄緑色のマーカーが見やすかったです。
根拠条文に蛍光ペンを入れることで、どの条文が重要なのかが一目で分かるようになります。
一気にチェックするのでは大変なので、過去問を解きながらコツコツ蛍光ペンで線を引いていくのがおすすめです。
補足説明
蛍光ペンでのチェックだけでは、理解が難しいところが必ずあります。
そういった箇所については、補足説明を書いていきます。
詳細な説明を書こうとすると、書くのも読むのも大変になるので、できる限り簡潔に書くようにしましょう。
その補足説明を読んだときに、どの点を注意または理解するために書き込んだのか、思い出せる程度の書き込みの仕方のほうが覚えるのに便利です。
六法は、上記の2点を六法に書き込むだけで、効率的に広い範囲が勉強できるアイテムになります。
おすすめの六法
以前も紹介しましたが、私が行政書士試験で使っていた六法がこちらです。
行政書士受験六法(東京法令出版)
この六法は、とにかく使いやすいのでおすすめです。
こちらの記事で、使い方などを詳しく説明しています。
≫行政書士試験に「六法」が必要な理由【効果的な使い方を解説】
まとめ
今回は、六法への書き込みの仕方についてご紹介しました。私は行政書士試験を3回経験しており、そのたびに六法の使い方を工夫していました。
そのなかで、結果的に一番使いやすくなったのが、今回ご紹介した根拠条文と補足説明を書き込みしただけの六法でした。
書き込みは「多く書き込めばいい」というわけではないです。
最終的に、どれだけ理解して覚えらえたかが重要です。
自分なりの、覚えやすい六法への書き込み方法を探してみてください。