今回は、資格取得を目指すときの疑問について。
稼ぐのに難関資格は必要なのか?
取得する資格は何を基準に選べば良いのか?
私は、稼ぐのに難関資格は必要ないと思っています。
その理由について、行政書士の資格で開業した経験から思ったことを書いていきます。
どの資格を取得するのか?悩んでいる人の参考になれば幸いです。
稼ぐのに難関資格は必要なのか?
行政書士として開業して、資格で独立開業している人たちとたくさん出会いました。そういった中で思ったのが、稼ぐのに難関資格は不要だということです。
私のまわりで難関資格というと「弁護士」や「司法書士」あたりではないかと思いますが、そういった資格を取得した人が「みんな稼いでいるのか?」というと、実際はそうでもありません。
稼いでいる弁護士や司法書士もいますが、それは行政書士も同じで、結局のところ、稼げるかどうかは「資格」ではなく「人」によるところが大きいです。
難易度が高い弁護士で年収500万円以下の人もいれば、難易度が低い行政書士で年収何千万という人もいますからね。「稼ぐ=難関資格」ではありません。
取得する資格は何を基準に選べば良いのか?
資格を使った独立開業で、稼いでいる人たちには特徴があります。
それは「その仕事が好き」という点です。
資格を取得するにあたって「稼げる」とか「平均年収」といった理由で決めていないので、本当に楽しそうに仕事をしています。そういった人は、仕事に対して積極的なので、より良いサービスをしようと工夫しながら業務に取り組んでいます。
取得する資格を決めるときは「どういった仕事をやりたいか?」で選ぶと失敗しません。
モチベーションが保てない
勉強するにしても開業するにしても、自分がやりたいと思う仕事を選ばないとモチベーションが保てません。「難関資格だから」とか「稼げる資格だから」では、いずれ勉強や仕事内容に飽きてしまいやめてしまいます。
そういった人は、珍しくないです。
私の知っている人でも、司法書士の資格を取得して独立開業したものの、自分に合っていないということでサラリーマンに戻った先生がいました。
資格取得や独立開業には、時間もお金もかかります。人生を無駄にしないためにも、取得する資格を選ぶときにしっかりと考えることが必要です。