こんにちは、ひろです。
現在20代の会社員で、学生時代に行政書士の資格を取得しています。会社を辞めて行政書士の資格で開業したいと思っていますが、いつ開業したらいいかで悩んでいます。年齢など行政書士開業に適したタイミングがありましたら教えてください。
という悩みに答えます。
この記事を書いているのは、開業5年目の行政書士です。
これまでの経験をもとに話します。
行政書士の資格で、いつ開業すればいいのか?
行政書士の資格を持っている人で、「いつ開業すればいいか?」で悩んでいる人は、結構多いです。行政書士登録前の有資格者から、聞かれることが多い質問のひとつです。
結論を言うと、年齢的に有利だというタイミングはないです。
どの年齢で開業したとしても、成功する人は成功しますし、失敗する人は失敗します。
これまで、成功した人も失敗した人も、両方見てきましたが年齢はバラバラです。
20代後半で開業して半年で廃業した人もいれば、60歳で開業して成功した人もいます。
なのでタイミングは自分しだいです。
基本的な体力があればOK
行政書士の仕事は、事務作業が多いので、多少体力に自信がなくても問題ないです。
ビジネスで成功するためにはフットワークの軽さも必要ですが、行政書士業においては、人脈や経験でカバーすることも可能です。
おすすめする行政書士開業のタイミング
基本的には、自分しだいで開業するしかないのですが、開業した経験者の立場から言うと、次の2点を満たしてから開業することをおすすめします。
- 営業やマーケティングの勉強をする
- 十分な開業資金や収入源を確保する
それぞれ説明していきます。
営業やマーケティングの勉強をする
行政書士試験を合格するために得た知識は、実務ではあまり役にたちません。
なので、開業してから実務の勉強をする必要があります。
そして、実務の勉強だけをしても、仕事の依頼は来ませんので、営業やマーケティングの勉強も必要になります。
実際のところ、実務の勉強は大変です。
法律的な知識はもちろん、制度や手続きの方法などについても学ぶ必要があります。
実務の勉強をやったうえで、営業やマーケティングの勉強、そして依頼を受けて仕事をするとなると、時間がいくらあっても足りません。
なので、営業やマーケティングの勉強は、開業前にやっておくのがベストです。
十分な開業資金や収入源を確保する
行政書士で開業するにあたっては、十分な開業資金を用意するか、または収入源を確保したほうがいいです。
比較的安い費用で開業できる行政書士ですが、先ほど書いた実務の勉強をしながら営業していくため、収入がいつ安定するか分かりません。
資金が少なくなってくると、勉強や営業にも集中できなくなってしまうので、資金についての対策を考えてから開業することをおすすめします。
まとめ
今回は、行政書士の資格で開業するタイミングについて解説しました。
行政書士で成功するのに、年齢や体力はあまり関係ないです。
なので、開業するタイミングは自分しだいということになります。
筆者がおすすめする開業のタイミングとしては、営業やマーケティングの勉強したうえで、十分な開業資金や収入源を確保できた時です。