人生100年時代とか言われているけど、老後はどうやって生活しよう?やっぱり仕事はしていたいな。体力的にキツいのは嫌だし、時間にも縛られたくない。そうだ!資格をとって独立開業しよう!何の資格がいいかな?
といった疑問に、現役行政書士が答えます。
記事タイトルでお分かりの通り「行政書士」の資格取得をおすすめする記事です。
資格取得を検討している方は、ぜひ読んでみてください。
老後に仕事をするなら「行政書士」が最適
行政書士の資格は、年齢に関係なく仕事ができるので、老後の仕事として最適です。
「若い人が有利」といったこともありません。
どの世代でも活躍できます。
そのほか、次のような理由でもおすすめできます。
- 独立開業が可能
- 体力に自信がなくても仕事ができる
- 試験の難易度がそれほど高くない
順番に説明します。
独立開業が可能
行政書士の資格は独立開業か可能です。
独立開業すれば、一国一城の主です。
誰からも指示されず、勤務時間も休日も好きなように自分で決めることができます。
老後に仕事もしたいけど、趣味の時間も大切にしたいという方もいると思います。
そんな理想を実現にすることができます。
また、開業する際に必要となる事務所は、自宅の一室を使うことができます。
通勤をしなくてもいいのも便利です。
体力に自信がなくてもOK
行政書士の仕事は、基本的に書類作成です。
日常生活が普通に送れるくらい元気であれば仕事ができます。
重いものを運んだり、長距離を歩いたりするような仕事ではないので安心してください。
官公署に書類を提出しに行ったり、依頼人と外で打ち合わせに行ったりすることもあるので、100%在宅ワークは難しいですが、年齢的に「体力に自信がないな~」という人でも仕事を続けることは可能です。
一生続けられる仕事です。
試験の難易度がそれほど高くない
あくまで、他の法律系の国家資格と比較した場合の話ですが、試験の難易度がそれほど高くないのもおすすめの理由です。
間違った方法で勉強しなければ、独学での合格も可能です。
定年後に試験に合格して開業した行政書士も珍しくはありません。
実務未経験の新人でも仕事がとれるのか?
老後に行政書士を始める場合、次の点が心配の方もいると思います。
- 新人では仕事がとれないのでは?
- 実務未経験で仕事ができるのか?
簡単ではありませんが、意外と何とかなります。
理由は、ここだけの話、お客さんから見ると「新人」も「ベテラン」も分からないからです。ものすごい差があっても、その差が専門的すぎて分からないのです。
相続などの業務分野では、行政書士歴10年以上ある若い先生より、65歳以上の新人の先生のほうが見た目で選ばれるのではないかと思ます。
実務経験にしても、行政書士は基本的に実務未経験で開業する人がほとんどなので、積極的に勉強して行動すれば何とかなります。
私の所属している支部に、定年後に実務未経験で開業した先生がいますが、相続業務をメインにして安定した経営をされています。