こんにちは、行政書士ひろです。
今回は、行政書士の実務未経験者が、相談業務で稼げるようになるまで、何をどうしたらいいか解説します。
聞いた話ですが、相談業務で結構な売り上げをだしている行政書士事務所もあるそうです。たしかに、相談料の相場から考えても、やり方しだいでは高収入になりますからね。私も最近、力を入れていこうかと思っています。
実務未経験者が相談業務で稼ぐ方法
実務未経験者が、いきなり対面で相談を受けるのは、自信がないので怖いですよね。なので、次の順番で相談に対応できる力を高めていきます。
- メール相談で修行する
- 人脈を活かす
1.メール相談で修行する
対面の相談と違ってメール相談だと、答えるまでに時間がかせげます。なので、まったく分からない内容の相談でも、調べてから答えることができます。
開業後の暇な時間を使って、ホームページを作成しましょう。
そして、そこにメール相談の窓口を設置します。
その窓口に、「3日以内に返事をします」などの案内を記載しておけば、慌てないで正確な情報を集めたうえで返信することができます。
ある程度のメール相談に答えられるようになったら、電話や対面での相談を徐々に増やしていけば、さらなる成長が期待できます。
2.人脈を活かす
行政書士という資格は、隠れたメリットがあります。
それは、人脈を作りやすいということ。
行政書士は、兼業者が多いので、単純に行政書士会の集まりに顔を出しているだけで、様々な職業の人と知り合うことができます。
その知り合った人、すべてに自分がどの分野が得意で、こういった形で相談に乗れますいうのを、さりげなく宣伝しておきます。自分の専門外の相談がきたときに、思い出してもらえれば、お客さんを紹介してもらえます。
ちなみに、行政書士間の紹介も意外と多いです。行政書士は業務範囲が広いので、自分の専門分野以外は他の先生にふるという人も少なくないです。なので、同業者でも十分紹介されるチャンスはあります。
相談業務で「分からない」ということは恥ではない
他の記事でも書きましたが、大事なことなのでもう一度書きます。
相談業務で「分からない」ということは恥ではないです。
何を聞かれても分からないの連発では、さすがに専門家と名乗っている以上、恥ずかしいことですが、いくら専門家でも分からないことはあります。
そこは、恥だとは思わないで、「調べてから連絡します」と誠意のある対応をすることが大切。間違っても、適当な情報をお客さんに与えてはダメです。
行政書士の間違った指示で、損害が発生した場合、お客さんから損害賠償請求される可能性もありますからね。
お客さんとしても、多少待ってでも正確な情報が欲しいに決まっていますので、とくに嫌な顔はしないと思います。少なくとも私はされたことがないです。
行政書士が相談を受ける際の注意点
できる限り、専門用語は使わないようにしましょう。専門用語ばかり使って話すと、仮にお客さんがうなずいていても、伝わっていない可能性が高いです。
そんな時、お客さんは、「話をさえぎって質問したら悪いかな?」とか、「用語の意味とか聞いたら恥ずかしいかな?」とか考えてます。
何事もなく相談業務が終了したとしても、二度とそのお客さんは来なくなります。そのお客さんから、仕事が広がっていく可能性もあったので、もったいないです。
まとめ
実務未経験者が相談業務で稼ぐには、修行が必要です。
その修行に最適なのが「メール相談」です。
どんなに分からない分野の相談でも、1日あればかなり深くまで調べることが可能です。
インターネットを利用すれば、数時間で素人を超える知識が手に入ります。
「3日以内に返信」という形をとれば、専門書をネットで購入する時間も確保できるので、無理なく相談に対応できるスキルを向上させることができます。