こんにちは、ひろです。
今回は、令和2年度の行政書士試験における「新型コロナウイルス感染症への対応」についてです。注意点など含めて詳しく解説していきます。
この記事を書いているのが8月9日です。
現在の新型コロナウイルス感染症関連のニュースを見ている限りだと、まだまた拡大している状態です。
行政書士試験は、11月の第2日曜日ですが、試験日の変更とまではいかないにしても、試験実施機関も受験生も対策が必要になりそうです。
行政書士試験当日は会場によって「検温」を実施
これはコロナを拡大させないためにも必要な対応ですね。
全部の試験会場で実施というわけではないようですが、試験場によっては「検温」を実施するするそうです。
なので、通常よりも、もっと早めに試験会場に行かなくてはいけません。
毎年、どこの試験会場でも相当数の受験生が集まりますからね。
どのような形で検温を実施するかまでは、現在のところ試験機関のサイトでも記載がないですが、場合によっては30分~1時間くらい早く行く必要があるのかもしれません。
今後の追加情報チェックは忘れずに!
ちなみに、自宅を出る前にも検温は必須です。
全員マスク着用・試験会場出入口に「アルコール消毒液」を設置
試験会場では、そのほか新型コロナウイルス感染症の対策として
- マスク着用
- アルコール消毒液設置
があります。
マスクは必ず着用する
これは当然ですね。最低限の感染予防なので。
試験監督も含め、試験場にいるすべての人が「マスク着用」となります。
面倒なのは、試験を受けてる最中の本人確認。試験官から指示されたらマスクを外さないといけません。集中して問題を解いているときにキツですよね。
でも、いくらコロナでマスク着用でも、これをやらないわけにはいかないですから指示には従いましょう。
ちなみに、当日、試験の説明をする監督員は「フェイスシールド」を着用するそうです。最前列の人は、飛沫感染が怖いでしょうから当然ですね。
アルコール消毒液を設置
最近は、どこのお店にも設置してありますので、使い慣れている人も多いと思います。
試験場の入口に「アルコール消毒液」を設置するということなので、会場についたら必ず「手指の消毒」をしましょう。
たまに、忘れて素通りしてしまう人がいますが、試験中って無意識で鼻や口を触ったりしてしまうので危険です。アルコール消毒は必須です。
行政書士試験の「受験を断られる」強制終了
受験生にとっては、かなり辛いことになりますね。
頑張って勉強してきたのに試験を受けさせてもらえないって…。
でも、クラスター(集団感染)を発生させないために必要なことです。
試験が受けられなくなる可能性が高い受験生は、
- 高熱や咳が出るなどの症状がある人
- 新型コロナウイルス感染症にかかって治癒していない方
- 濃厚接触者として健康観察の支持を受けている方
どれも、コロナを拡大させてしまう可能性が高いです。
上記の場合は、そもそも試験会場に来てはダメでですね。
試験機関のサイトでも、試験を控えるように掲載されています。
試験場で、監督員から上記の症状を指摘されて、検温の結果が高熱の場合は「強制終了」となります。
無理をして受験をしても周りに迷惑をかけるだけなので、上記のような症状がでてしまっている人は、冷静に判断をしてもらいたいです。
試験が受けられない場合、受験手数料は戻ってくるのか?
これは残念ながら戻ってきません。
追加であらためて試験を実施するようなこともしないそうです。
新型コロナウイルス感染症という過去に例のない事態なので、受験手数料の返金や追加試験などの実施もあるのかと思っていましたが、こういった事態でも認めないようです。
クラスター発生の場合の「個人情報の扱い」について
新型コロナウイルス感染症の影響によって、受験案内には例年にはないいくつか事項が他にも追加されています。
そのひとつが、クラスターが発生した場合の「個人情報の扱い」です。
クラスターとは、コロナの集団感染のことです。
試験会場でクラスターが発生した場合は、受験生の個人情報(連絡先など)は、保健所などの公的機関に提供されることになります。
これは、新型コロナウイルス感染症の拡大を、防止するためにも必要な処置なので仕方がないです。それが嫌だという人はいないと思いまうすが、同意できなければ試験が受けられないかもしれませんね。
行政書士試験「新型コロナウイルス感染症」対策まとめ
今回は、行政書士試験の「新型コロナウイルス感染症対策」について解説しました。
令和2年度は、例年とは違った試験になりそうです。
試験直前でのコロナ感染は、確実に不合格になりますから、3密を避けるなどの対策は徹底したいところです。体調管理も神経質なくらいが丁度いいです。