今回は、「古いテキストや過去問での勉強」についての記事です。
行政書士試験のテキストや問題集は、それなりの値段がします。
なので、試験に落ちた前年度のものを使ったり、新品を買うのが勿体ないからと中古のものを買ったりと、古い教材を使う人がいます。
しかし、その年に出版された最新のものを使わないと後悔します。
その理由について説明します。
【行政書士試験】古いテキストや過去問で勉強すると後悔する理由
合格者の中には、1~2年程度古い教材を使って合格したという人もいますが、テキストや問題集はその年に出版された最新のものを使うのがベストです。
一番の理由は「法改正」です。
法改正された箇所は、出題される可能性が高いです。
なのに、古い教材は法改正に対応していません。
行政書士試験は、1点足りないだけで不合格になります。
大変な思いをして勉強するのですから、新品の教材を使って最善を尽くべきです。
お金を節約するために、合格する可能性を下げるのはおすすめできません。
過去問は古くても問題ないのでは?
「過去問は古くても問題ないのでは?」と思っている人もいますよね。
ダメです。
過去問も、法改正の影響を受けます。
その試験が実施された当時は「正しい」だった解答が、次の試験では法改正の影響により「誤り」に変わることもあります。
法改正の影響を受けている箇所をチェックするのも大変なので、買い直すことをおすすめします。