こんにちは、ひろです。
行政書士の資格を取得しました。試験勉強で得た知識を活かして、他の資格にも挑戦しようと思っています。行政書士からステップアップできる資格でおすすめのものを教えてください。
とう疑問に答えます。
年齢が若い人や、ほかの資格に挑戦する時間やお金に余裕のある人は、ステップアップして他の資格に挑戦するのもいいと思います。
今回は、私が行政書士からのステップアップとして最適だと思う『2つの資格』をご紹介します。
それでは見ていきましょう。
行政書士からのステップアップにおすすめの資格
個人的には、次の資格がおすすめです。
- 司法書士
- 社会保険労務士
他にもありますが、今回は特におすすめの、この2つの資格を取り上げます。
行政書士からのステップアップとして選ぶ人が多い資格です。
どちらの資格も、それぞれの資格で独立開業することもできますし、行政書士の資格と一緒にダブルライセンスという形で開業することもできます。
私の所属している行政書士会の支部にも、「行政書士+司法書士」や「行政書士+社会保険労務士」といった感じで、開業されている先生が多くいます。行政書士との相性がいい資格とも言えます。
司法書士
行政書士からのステップアップとして、司法書士の資格に挑戦する人は多いです。
合格率が毎年3%~4%くらいの難関試験ですが人気です。
司法書士の仕事としては、不動産登記や商業登記など、登記関係の書類を作成して、依頼人に代わり法務局へ申請することです。裁判所へ提出する書類の作成なども行います。
この2つの資格で開業すれば、会社設立の依頼など、行政書士資格で定款を作成して、司法書士資格で会社設立の登記をすることも可能です。相性がとても良いのでおすすめです。
試験科目も、「民法」や「商法」、「憲法」などが共通していて、ステップアップしやすい資格でもあります。
行政書士として開業しながら、司法書士を目指している人も少なくありません。私の所属している支部にも、開業しながら勉強を続けている先生がいます。
社会保険労務士
労務、人事、年金などの専門家です。
難易度としては、行政書士と同じか、少し高いくらいの資格です。
行政書士と相性がいいので、ステップアップとして受験する人が多くいます。
行政書士と社会保険労務士のダブルライセンスで開業すると、会社の労務関係の顧問をしながら、許認可や契約書作成など、行政書士業務の依頼を受けることができるので、効率的に仕事を受任できます。
行政書士と相性・ダブルライセンスでの開業
先ほども言った通り、司法書士と社会保険労務士は、行政書士との相性がいいです。
ダブルライセンスで開業を考えている人には、おすすめの資格です。
相性がいい理由としては、司法書士の業務中に行政書士の仕事が発生したり、行政書士の業務中に司法書士の仕事が発生したりと、互いの仕事が生まれやすく効率的に依頼を受任できるからです。
どちらの資格も、単独で十分に食べていける資格ですが、行政書士の資格があったほうが便利です。
まとめ
今回は、行政書士の資格からのステップアップとして、司法書士と社会保険労務士の2つの資格を紹介しましたが、注意してほしいことが一つあります。
それは、「難易度で資格を選んではダメ」だということです。司法書士や社労士の仕事内容に魅力を感じていない状態で、ステップアップして資格を取得しても仕事を続けていくことはできません。必ずどこかで挫折します。
行政書士の資格だけでも十分に食べていくことはできます。
「どんな仕事をしたいか?」十分に考えてから、他の資格を受験する判断をしましょう。