行政書士試験に受からない原因と対策まとめ【体験談から解説】

行政書士試験
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「今年も行政書士試験に受からなかった…」
「行政書士試験は何年も受からないものなのか?」

こうした思いをしている人は、少なくないと思います。
私も行政書士試験を3回受験しているので、同じように思っていました。

今回は、行政書士試験に受からない原因と対策をまとめました。私の受験体験を含めて説明していきます。受からない理由を知りたいという方は、ぜひ読んでみてください。

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行政書士試験に受からない原因と対策

行政書士試験は、合格率10%前後の試験です。近年は合格率が高くなってきてはいますが、何年も受験している人がいるほどの難関試験です。

がむしゃらに勉強をすれば合格できる試験ではありませんので、受からなかった場合は、しっかりと原因を把握して、次の試験に向けて対策をしていく必要があります。

行政書士試験に受からない原因で多いものをまとめました。
該当する方は、改善していきましょう。

  • 勉強時間が足りていない
  • 勉強のやり方が間違っている
  • 受験に慣れていない
  • 情報収集をしていない

順番に説明していきます。

勉強時間が足りていない

行政書士試験に受からない原因で一番多いのがこれです。

  • そもそも勉強時間が足りていない
  • 合格に必要な知識を吸収しきれていない

対策としては、どの科目をどのくらい勉強すれば良いのかの範囲をしっかりと決めて、試験日までの学習計画を立てることです。

このあたりを曖昧にして頑張っても、勉強のペース配分が分からないですからね。勉強時間が足りなくなってしまうことがあります。

試験日まで学習計画のほか、1日のスケジュールにすると上記のような問題がなくなります。

勉強のやり方が間違っている

独学で合格を目指している人に多い受からない理由です。
次の試験で受かるためには、勉強の見直しが必要です。

自分では正しいと思っていても、間違った勉強方法をしている人もいますからね。特に次に当てはまる人は注意です。

  • 基本テキストを絞っていない
  • 科目ごとの勉強のやり方が同じ
  • 記述式対策をしていない
  • 六法を使ってない

他にもありますが、改善したほうが効率よく勉強を進められます。

「自分の勉強方法が正しいのか分からない」という方は、行政書士試験の予備校の利用を検討してみましょう。

資格の予備校は、試験対策のノウハウをもっているので、間違った勉強方法を修正できます。次の予備校あたりが実績もあるのでおすすめです。

受験に慣れていない

受験に慣れていない人は、緊張から試験当日に本来の力が発揮できないことがあります。行政書士試験に合格するだけの知識があっても、これでは受かりませんよね。

そういった方は、予備校が実施している「模試」を受けてみてください。試験の雰囲気に近いものを体験することができますので、試験本番の予行練習になります。

何度も経験するうちに、試験当日の緊張が和らぎ、本来の力を発揮できるようになります。

情報収集をしていない

行政書士試験に対しての情報収集をしていますか?
意外とやっていない人が多いです。

  • 今年の試験はどんな傾向にあるのか?
  • 試験に関係する法律改正はなかったか?

など、試験に対する情報収集は、受かるためには必須です。
記述式や一般知識あたりは、知っているかどうかで大きな差がでますからね。

受験期間中は、定期的に行政書士試験に対する情報収集をするようにしましょう。

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行政書士試験に受かるために、やってはいけないこと

上記に書いた行政書士試験に受からない原因のほかに、試験に受かるためにやってはいけないことがあります。

それは、次の2つ。

  • ネット情報の鵜呑み
  • 睡眠時間を削った勉強

順番に説明していきます。

ネット情報の鵜呑み

ネットに書かれている情報は、間違っていることもあるので注意しましょう。

例えば、「行政書士試験は簡単」とよく書かれていることがありますが、合格率10%の試験が簡単なわけないですからね。100人受けて90人が不合格になるのですから難しい試験です。

簡単だと言われているのは、あくまで他士業の試験と比較したときの話です。

また、試験合格者と自分を比較するのもやめましょう。
「3ヵ月で合格した」とか、鵜呑みにして焦っても仕方がないですからね。

試験の勉強時間は、最初からどの程度の知識があったかで違います。法律を初めて勉強する人が、大学の法学部にいた人や法律関係の事務所で働いていた人と同じなわけないですからね。

睡眠時間を削った勉強

どんなに勉強が思うように進まなくても、睡眠時間を削った勉強はやめておきましょう。たいして勉強もはかどりませんし、体調を崩しては試験どころではなくなります。

しっかりと寝て、短時間でも勉強したほうが効率はよくなります。試験日までの期間が少なくても、焦らないで、しっかりと計画を立てたほうが合格する可能性は高くなります。

最後に

行政書士試験は、2〜3回で合格する人が多いと聞きます。
私も3回目受験しました。

2回目の受験の時は、いろいろなものを犠牲にして勉強していたので、受からなかったときには数ヵ月立ち直れないほど本当に落ち込みました。

諦めなければ必ず合格できますので、頑張ってください。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
それでは、また。