【勉強法】行政書士試験の短期合格のコツ→思考力を高めて応用問題に強くなる

行政書士試験
※記事内に広告が含まれる場合があります。

今回は、「行政書士試験に短期間で合格するコツはあるの?具体的にどうやって勉強を進めたらいいの?勉強のコツを知りたい」という疑問に答えます。

行政書士試験は、正しい勉強方法をすれば、独学での短期合格も可能です。
私の経験をもとに勉強方法を解説したいと思います。
それでは、見ていきましょう。

スポンサーリンク

【勉強法】行政書士試験の短期合格のコツ

短期で合格を狙うには「思考力」を高めることが重要です。ただ知識を頭に入れるのではなく、それを使って考える。それが大切。

最近の試験問題を見ると分かりますが、かなり難しいですよね。単純に暗記だけで答えられる問題は少ないです。

覚えていることを前提に「どう考えていくのか?」を聞いてくる問題が多くなっています。

スポンサーリンク

思考力を高める勉強のコツ

思考力を高めるためには、勉強方法にもコツが必要です。
それがこちら。

  • 問題を中心に勉強を進める
  • 六法を使う

問題を中心に勉強を進める

問題を解くことを中心とした勉強をするといいです。まずは過去問を中心に進めて、答えを覚えてしまうくらい繰り返して解いたら、次は予想問題をやっていきます。問題を数多く解くことで、実践的な思考力が身に付きます。

基本書を読むことも大切なんですが、基本書は知識の整理には役立つものの、思考力を身に着ける勉強方法としては足りません。

私も、問題を解くことに重点を置いた勉強法を続けたことで、合格した年はかなりの手ごたえを感じました。

六法を使う

行政書士試験に六法が不要という説も流れてますが、私的には必須なもの。問題を解くときにいろいろ頭の中で考えると思いますが、条文はその考えの基礎となるもの。

根拠条文をちゃんと理解しながら問題を解いていくと、どの論点が重要なのか?がよく分かってきます。思考力を高めるには必要な知識です。

問題の文章は違っても、根拠条文と論点は同じというケースも少なくないので、応用問題にも強くなります。

行政書士試験合格のポイント

  • 配点の大きい民法と行政法に力をいれる
  • 基礎法学と憲法の問題は落とさない
  • 過去問から勉強を開始しない

配点の大きい民法と行政法に力を入れる

民法と行政法は、行政書士試験で配点が大きいです。なので、この2教科に力を入れて勉強をしていかないと合格はありません。

同じ正解でも配点が大きいほうが、お得ですからね。
行政法と民法は確実におさえておく。

行政法は、とにかく一連の法律を繰り返して違いを理解することが大切。何度も読んでいるうちに各法律の特徴が把握できるようになります。

民法については、図に書く。頭の中で分かっていても図にしたほうがいいです。本試験の雰囲気のなかだとミスが発生しやすいので。そして、民法は必ず六法で根拠条文の確認をする。理由は先ほど説明した通り。

基礎法学と憲法の問題は落とさない

ある意味、ボーナス問題です。基本テキストの内容さえ頭に入っていれば、あまり応用しなくても得点できますからね。内容的にも分かりやすい科目なので、勉強もしやすい。

勉強のコツとしては、「覚えるまで繰り返す」。これにつきます。
最初は間違えが多いとしても、すぐに得意科目になります。

逆に言えば、ここでミスして得点を落とすと不合格の確立が高くなります。
落とすと致命的なので、くれぐれも油断は禁物です。

過去問から勉強を開始しない

短期合格のコツとして、「試験勉強は過去問から始める」という方法もありますが、行政書士試験では不向きです。いきなり過去問はやめましょう。

行政書士試験は、なんだかんだ言っても難しい試験です。いきなり過去問やっても、全然解けないです。解けないとだんだんやる気がなくなってくるので危険。

最低、2回は基本テキストを読んでから取り組みたいところ。
いきなり過去問やって挫折した人は、落ち込まないで基本テキストに帰りましょう。

40字記述式の勉強方法

40字の記述式問題は、ある程度全体の勉強が進んでからでないと触ってはダメです。

基本的な法律を知っているうで考えさせる「思考力の問題」です。
行政書士試験で一番不安なところですが、とりあえず勉強が進むまで放置で大丈夫。

ちなみに、私は試験の2ヶ月前くらいから書く練習をし始めました。
そのくらいから始めても十分間に間に合います。

法改正の対策について

試験勉強を頑張っていると忘れがちになりますが、法改正の対策は必須です。絶対に忘れてはいけません。

法律系の国家試験では、法改正の出題率は高いです。
試験に確実に出ると思って勉強しましょう。

法改正については、資格の予備校を利用するのも手です。分かりやすく対策しているので時短で対策することができます。

お金をかけたくない人は、ネットでの情報取集は必須です。

独学での合格は可能か?

正しい勉強法やコツを理解すれば、独学での合格は可能です。
私も独学でしたし。

ただ、まちがった方法で勉強すると、法律系の試験はなかなか受からないです。では、間違わないためにどうすれば良いかと言うと、情報収集あるのみです。

ネットに掲載してある合格体験記だったり、資格の予備校のホームページだったり。独学で合格するためには、何をすればよいか?が実体験をもとに紹介されています。

成功した人から学ぶ、マネをするのは短期合格では必須です。

ちなみに、情報収取に自信のない人は予備校の講座が近道です。
独学で2回受けてダメなら、予備校に切り替える検討も必要かも。

まとめ

行政書士試験に短期合格する勉強のコツは、思考力を高める勉強をすることです。六法で必要な条文を覚えつつ、過去問や予想問題で実践的に考えて解いていく。最初は、時間がかかるかもしれませんが、合格するには近道になっています。

基本的に各教科とも、この勉強方法で合格レベルまでいきます。
行政書士試験は、正しい勉強法で頑張れば独学での合格も可能です。