行政書士は開業すると「先生」と呼ばれます。
先生なんて呼ばれて、気持ちが大きくなっていませんか?
調子に乗って偉そうな態度ばかりとっていると、行政書士として食べていけなくなるので注意です。
「先生」と呼ばれて調子に乗っていると仕事が減る
残念なことですが「先生」と呼ばれて気持ちが大きくなり、偉そうな態度になってしまう行政書士は存在します。私は行政書士になって6年目ですが、これまでに知り合った方の中にも何人かいました。
行政書士はサービス業です。偉そうな態度で仕事をしていたら、せっかくのお客さんも離れていってしまいますからね。そういった態度はとらないようにしましょう。
仕事が減り本人が苦しむだけならまだいいですが、行政書士全体のイメージも悪くするので他の人にも迷惑をかけてしまいます。
その昔、「偉そうな態度が気に入らない」を理由に、他の行政書士事務所から私の事務所へ来た方がいました。報酬額の安さから、最初の事務所を決めたらしいのですが我慢できなかったそうです。
せっかくの依頼を態度の悪さで無駄にするって勿体ないですよね。
行政書士のイメージ
実はそんなにイメージよくないです。
これは、行政書士に限ったことではないです。
行政書士を含めて士業は、「難しい」とか「怖い」などのイメージをもたれることがよくあります。ただでさえ、こんな感じのイメージなのに、会ってみたら偉そうではダメすぎますよね。
接客は、愛想よく、親切、丁寧、分かりやすくが基本です。
行政書士で食べていくには礼儀やビジネスマナーも必要
行政書士として食べていくには、偉そうな態度をとらないだけでなく「礼儀」や「ビジネスマナー」も必要です。当然ですよね。
見ている人は見ているので普段から気をつけましょう。
誰も注意してくれない
個人事業主として行政書士業を営む方は多いと思いますが、そうなると先輩行政書士も含めて同業者はすべて対等な関係になります。
なので、礼儀やビジネスマナーができていなくても、会社員の時のように上司が注意をしてくれません。自分で直していかないと、いつまで経っても失礼なままです。
もし先輩行政書士が注意してくれるようなことがあったら「感謝するべき」です。
関係が悪くなるかもしれないリスクをおかしてまで注意してくれる人は、なかなかいないですからね。間違っても、注意されたことに対して、逆切れしたり不満そうな態度をとってはダメです。
まとめ
以上、「先生」と呼ばれて調子に乗っていると仕事が無くなる話でした。
行政書士登録すると支部にも入会することになるのですが、そこで同業者の「仲間」を作っておくと、行政書士としてとても活動がしやすくなります。
最近はコロナ禍の影響で気軽に飲みに行けなくなりましたが、コロナ禍前は毎月のように飲みに行ってました。そのおかげで、何でも言いやすい関係が築けています。