行政書士として開業をすると悩みや疑問がいろいろと出てきます。
実務に関すること
事務所運営に関すること。など
細かく書くとキリがないくらいあると思います。
今回は、そういった悩みや疑問をどのようにして解消したら良いのかについてお話していきたいと思います。実際に私が開業してから現在までで、悩みや疑問を解消してきた体験談でもあります。
開業して間もない方の参考になれば幸いです。
行政書士の悩みや疑問を解消するには
解消方法としては次の3つ。
- ネットで調べる
- 書籍で調べる
- 先輩行政書士に聞く
順番に解説していきます。
ネットで調べる
たくさんの行政書士が、事務所のホームページやブログで、自身の体験談を詳細に書いています。このブログもその一つです。そこに書かれていることを実践すれば悩みや疑問が解消できます。
検索すると、たくさんのサイトが検索結果に並ぶので、いくつか読んでみましょう。体験談を書いているだけに、とても参考になります。
私はブログを書いたり、読んだりするのが趣味みたいなものなので、毎日のように行政書士ブログを読んでいますが、面白いだけでなく、業務を改善するヒントにもなったりして仕事にも役立っています。
注意点としては、たまに間違った情報もあるということです。書かれていることを実践する場合は裏付けをとるようにしましょう。場合によっては顧客に迷惑をかけることになるので。l
書籍で調べる
書店に行くと、開業した行政書士が、自身の成功体験を本にして出版していることがあります。
少し内容を読んでみて、参考になりそうなものを買ってみましょう。
成功している人が書いているだけに、その行動や考え方はとても参考になります。
私は開業して6年目ですが、今でも書店でその手の本を見つけると購入します。ネット同様、業務を改善するヒントになるからです。
先輩行政書士に聞く
事務所運営に関する悩みや疑問は、ネットや書籍で解消できることが多いですが、実務に関することは先輩行政書士に聞かないと解消できないことが多いです。
普段から積極的に支部活動に参加するなどして、相談できる先輩行政書士を探しておきましょう。何度も先輩行政書士に助けられた経験がある私としては強くおすすめします。
よくある行政書士の悩み
一番は「収入に関すること」だと思います。
思うように稼げない。稼ぐにはどうしたら良いのか。など。
行政書士は、年収1,000万円以上がいる一方で、8割近く年収500万円以下とも言われています。人によっては廃業に近いような年収も、、、。
収入を安定させるには
- 実務の勉強をする
- 営業・マーケティングをする
- 人脈を広げる
- とんかく行動をする
よく聞く話かもしれませんが、本当にこれらは成功するために必須のものです。
さらに、どんな仕事も親切丁寧にやっていけば、依頼者だった人が紹介者になり、次の仕事へつながっていきます。
他資格の取得に逃げる
「やっぱり行政書士の資格だけでは食べていけないんだな、、、他の資格を取得しよう」という発想はおすすめできません。
行政書士で食べていけない人は、他の資格を取得しても食べていけません。ダブルライセンスで食べていける人は、行政書士の資格だけでも食べていける能力を持っています。
安易に他資格の取得に逃げると、時間とお金を無駄にする可能性があるので注意です。
解決できない悩みもある
「実務の勉強が面倒」という悩みは解決できません。
さすがに、それは行政書士としてやらなくてはならないことだからです。専門家としてお客さんからお金をもらう以上、実務の勉強を続けるのは当然ですよね。
行政書士が扱う手続きは、法律や創設されたり改正されたりで変化していきます。勉強を怠けていては専門家とは言えませんし、顧客に迷惑をかけることにもなります。
行政書士になった以上、一生勉強です。
開業前の悩みや疑問の解消方法
ネットや書籍で調べるほか、次の2つの方法がおすすめです。
- 資格の予備校が開催しているガイダンスに参加してみる
- 行政書士会が実施してる無料相談会に行ってみる
2つ目の無料相談会は、実施している本来の趣旨とはちょっと違いますが、とくに支障がなければ答えてくれると思います。
私も以前、無料相談会に参加した時に、行政書士という資格に興味をもった相談者から、いろいろ質問されたことがあります。最初は、相続に関する相談だったのですが、質問に答えているうちに行政書士という資格に興味をもったようです。
まとめ
行政書士の悩みや疑問は、ネットや書籍で調べたり、先輩行政書士に相談したりすることによって解消されます。
先輩行政書士に相談する際には、こちらの記事に書いている注意点を忘れずに。
≫仕事で分からないことを先輩行政書士に相談する【注意点】
今日はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございました。