こんにちは、ひろです。
前回に引き続き「まとめノート」についてです。
今回は、具体的なノートの作り方や注意点などを解説します。
前回の記事はこちら
≫行政書士試験「まとめノート」を作る必要のある科目とメリット【勉強法】
私が受験生時代に使っていた「まとめノートの作り方」です。
合格体験記をもとに説明します。
重要なポイントをまとめて書いておく「まとめノート」は、独学かどうかに関係なく、作っておくと試験はもちろん、試験直前の勉強に重宝するのでおすすめです。
なお、まとめノートの作成は、手書きでもパソコンでもOKです。
私は文字を手書きするより、パソコンで打つ方が早いのでWordを使って作成していました。
行政書士試験「まとめノート」の作り方・注意点
まとめノートを作成するポイントは次の3点です。
- 自分が使う言葉で書く
- 初めから細かく書きすぎない
- スペースをあける
あなたが作る際に、何かこだわりのポイントがあれば、これに加えて作ってもいいと思います。ただ、ここに書かれている注意点は守ることをおすすめします。
注意点は、私が実際にやって失敗したことから書いてます。
それぞれを簡単に説明していきます。
自分が使う言葉で書く
まとめノートは「自分の言葉」で書くようにしましょう。
普段使わないような言葉を使って書くと、ノートを作った直後はいいですが、復習する期間があいてしまうと、思い出せなくなったり、間違った理解をしてしまったりと、不具合が生じる可能性があります。
基本テキストや参考書、過去問などの重要な項目をノートにまとめていると、自分の言葉ではなく、それらの本で使用されている言葉を使ってしまいがちです。
復習する期間があいても、便利に使えるように自分の言葉で書くようにしましょう。
そのほうが暗記もしやすいです。
初めから細かく書きすぎない
初めて「まとめノート」を作ろうとする人が、最初に失敗してしまいがちなポイントです。私も、これで失敗してノートを作り直しています。
タイトルにある通り、初めから細かく書きすぎないようにしましょう。
行政書士試験の範囲は広いです。最初から「まとめ」のはずのノートに細かく書いてしまうと、単純に時間とモチベーションがなくなります。そして、完成したノートも細かすぎて使いづらいものになります。
ここは、本当によくやってしまいがちなところなので注意です。
まずは、試験範囲全体を終わらせるのを優先して作りましょう。
パソコンで作成しているなら後で項目を追加するのは簡単ですし、手書きでもルーズリーフを使って作成していれば追加は簡単です。
スペースをあける
最初から、完璧なまとめノートを作成するのは無理です。
なので、スペースを多めで書いていくと後々便利です。
書き忘れた点や、説明が不足している点を追加で書き込んでいくためです。パソコンで作成しているなら特に気にしなくて大丈夫ですが、手書きの場合は広すぎるくらいのスペースが丁度いいです。
ノートの量が多くなってしまいますが、最初から右半分に何も書かないで作るのもアリです。左半分に書いた内容にプラスしたいことを、時間がたっても簡単に書き込めます。
内容が似た科目を「まとめノート」で覚える方法
行政書士試験の場合、試験科目の重要なポイントをノートに書いていると、内容が似た部分がたびたび登場します。そういった部分を記憶に定着させるために、私が受験生の時に効果のあった方法をご紹介します。
それは、ノートの隅を蛍光ペンなどで「線を引いて色分けする」という方法です。
たとえば、行政書士不服審査法のノートの隅には赤の蛍光ペン、行政事件訴訟法のノートの隅には黄色の蛍光ペン、行政手続法のノートの隅には青の蛍光ペンといった感じに、簡単に線を引きます。
これが意外と効果があって、似たような内容が書いてあっても「色」が違うので、その色をキッカケとして正確な知識を思い出すことができます。
これは、簡単なのでぜひ試してみてください。
きれいなノートを作る必要はない
まとめノートは、人に見せるわけではないので「きれいに作る必要はない」です。あまりこだわらないで時間をかけないで作りましょう。
きれいさにこだわると、時間がいくらあっても足りなくなります。まとめノートの目的のひとつは、効率的に勉強を進めることです。なので時間を無駄にしてはダメです。
自分さえ読めて理解ができれば、汚くてもOKです。
よく重要な用語などに、最初から綺麗にマーカーを引いて色分けをする人がいますが、時間がもったいないです。色分けするなら勉強がある程度すすんで、それでも記憶が定着しない部分にのみにしたほうがいいです。
まとめ
今回は、行政書士試験の勉強で使える「まとめノート」について、作り方や注意点を説明しました。前回の記事の続きです。
本記事で書かれているのは、すべて私の合格体験をもとに書いています。人それぞれ、覚えやすいと感じるポイントは違うと思うので、今回の記事を参考に独自の工夫をしてみるとさらに効果的かもしれません。
今日はここまでです。
それではまた明日!