こんにちは、ひろです。
今回は、行政書士の勉強法ついてです。
「暗記カード」を使って、苦手科目を克服していく方法です。
勉強法を検索していると、行政書士試験の勉強に暗記カードは不要との意見もありますが、私としては、試験に合格した経験から「暗記カード」を取り入れることをおすすめしています。
暗記カードを作る際の注意点
暗記カードは、試験範囲のすべてに対して作ろうとしてはダメです。
苦手科目だけ作るようにしましょう。
なので、暗記カードを作るのは、ある程度勉強が進んだ頃がいいです。
勉強を始めて間もない頃は、どの科目も分からないことだらけです。そのタイミングで、暗記カードを作ろうとすると、ものすごく膨大な量になって、ものすごく大変です。
そんなことをしていては、時間がもったいないですし、おそらく暗記カードを全部作る前に挫折します。1枚作るにも結構時間がかかりますからね。
あまり細かく書きすぎない
暗記カードに、あまり細かく書きすぎると、使いづらくなります。
なので、分かりやすく簡潔に記入するようにしましょう。
あの小さなカードに「これでもか!」というくらいビッシリと書き込む人がいますが、そんなカードで暗記をするのは難しいです。
足りない情報は、机の上で勉強して覚えるとして、暗記カードは思い出すキッカケとなる情報を書き込むと便利です。何度も繰り返すうちに、暗記カードに記載した内容と、机の上で勉強した内容が、自然と頭のなかで繋がってきます。
私が行政書士試験に合格した時の暗記カードの使い方
作成した暗記カードについて、私が合格した時の使い方をご紹介します。
まず、朝起きてからすぐに、暗記カードをやります。
コツは覚えられなくてもいいから、とにかく暗記カードを作った分だけ全部やることです。苦手科目の暗記カードは、一枚一枚念入りに覚えようとすると挫折するので、サラっと目を通す感じがベストです。
それを毎日繰り返します。
少なくとも1週間くらいは続けたほうがいいです。
そして、覚えられたと実感したら、今度は一週間程度の間隔を開けて使用します。それでも覚えているようなら、その後は一週間おきに挑戦するようにします。
私は、このやり方で、苦手科目を克服しました。
暗記カードに書いた内容はほとんど覚えました。
暗記カードは、「暗記」するのではなく「理解」する
暗記カードは、「暗記」ではなく「理解」する気持ちで使うと知識が吸収しやすいです。
以前、このブログでも書きましたが、行政書士試験は暗記で対処できません。
思考型の問題が多いので、どの科目も理解して知識を応用できることが必要です。
この記事では、分かりやすくするために「暗記カード」とは言ってますが、私は「暗記カード」というよりは「理解カード」という感覚で使ってました。
暗記カードを使うメリット
いつでもどこでも勉強ができることです。
これが暗記カードを使う一番のメリットですね。
勉強だけに専念できる環境の人は少ないと思います。
ほとどんどの人は働きながらとか、学校に行きながらという感じですよね。
そういった人は、隙間時間を利用しないと、合格に必要な勉強時間を確保できません。
その隙間時間の活用に暗記カードはとても便利です。
カバンに入れても邪魔にならないサイズですし、ちょっとした隙間時間ですぐに取り出して勉強ができます。小さいので多少電車が混んでいても使うことができますからね。
資格の予備校で販売されている暗記カード
暗記カードによる勉強法が、自分に合うと思う人は、資格の予備校で販売されている暗記カードを使ってみるものいいと思います。
作る時間を、他の勉強にまわせるので、忙しい人にはおすすめです。
全部をやる必要はないので、苦手科目だけでもいいと思います。
行政書士試験の合格者を毎年多く出している資格の予備校「フォーサイト」からも、「合格カード」という暗記をするためのカードが売られています。
テキスト・六法・問題集を使った勉強が基本
ここで注意しておきたいのが、基本となる行政書士試験の勉強法は、テキストや六法、問題集などを使ったものです。暗記カードは、隙間時間を利用したり、どうしても覚えられないところ復習したりするために使うものです。
暗記カードだけの勉強法では、試験範囲全体が把握しづらく、偏った勉強になるので注意です。
暗記カードの代わりに「アプリ」による勉強も有効
以前、行政書士試験の勉強に最適なアプリをご紹介しました。
これらのアプリは、スマホを使って暗記カードのように使えるので便利です。
行政書士試験「暗記カード」まとめ
今回は、行政書士試験の勉強法として「暗記カードを使った苦手科目の克服方法」を解説しました。
暗記カードは隙間時間を利用して勉強できたり、どうしても覚えられないところを復習したりするのに、とても便利なアイテムです。ぜひ勉強に取り入れてみてください。