【行政書士開業】初めての仕事の話【実務経験なしで依頼を受任した体験談】

行政書士会に登録すれば、行政書士としての仕事をすることができます。
そこで不安になってくるのが「初めての仕事」だと思います。

当然ですが、私にも初めて受任した依頼がありました。
とにかく心配で不安で、、、とても時間がかかったのを覚えています。

本記事では、私が初めて受けた仕事の体験談のほか、次のような質問にも答えていきたいと思います。

  • 初めての仕事はどこから来るのか?
  • 実務経験なしで依頼に対応できるのか?

他の先生方の初めての仕事についても聞いたことがあるので、そちらも参考までにご紹介します。

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【体験談】初めての仕事の話

私の行政書士としての最初の仕事は、不動産業を営んでいる親戚からの依頼でした。

私が行政書士事務所を開業したことを知って、ちょうど「宅建業更新」の時期だったこともあり、お祝いもかねて依頼をしてくれました。運が良かったです。

もともとは自分で更新していたそうですが、前回の更新時に不備が多く大変な思いをしたことから、今回は行政書士への依頼を考えていたそうです。

実際の流れとしては、次のような感じです。

  • 「手引き」をダウンロード・熟読
  • 必要書類の作成・収集
  • 官公署の窓口で申請

手引きをダウンロード

先輩行政書士から「手引き」の存在を聞いていたので、まずは官公署のホームページから手引きをダウンロードして熟読しました。

依頼人が仲の良い親戚だとはいえ、失敗はしたくないものです。
なので、とにかく何回も読みました。

この段階で分からないことは、ネットで分かるまで調べました。

必要書類の作成・収集

初めての仕事ということもあり、親戚から前回の更新時の書類を預からせてもらいました。そして、手引きを確認しながら必要書類を作成・収集していきました。

分からないことは、すべて官公署の窓口へ電話をして確認です。何度も電話するのもどうかと思い、疑問点がいくつか集まってから電話するようにしていました。官公署の担当者は、とても親切で丁寧に教えてくれました。

先輩行政書士から「分からないことがあったら遠慮しないで電話しておいで」とのお言葉を頂いていましたが、結局最後まで頼らずに済みました。

官公署の窓口で申請

作成した書類を必要以上に確認して、官公署の窓口に持って行きました。

私自身、宅地建物取引士の資格を持っている関係で、窓口には何度か行ったことがありましたが、行政書士として行くのは初めてです。ちょっと緊張気味だったのを覚えています。

行政書士証票と運転免許を提示して、委任状と申請書類一式を提出しました。

何度も確認していたので不備もなく、申請は無事終わりました。
依頼人である親戚に、控えの書類を渡して依頼完遂です。

報酬をもらい行政書士として初めての仕事が完了しました。

報酬に関しては、行政書士会が定期的に実施している「報酬に関するアンケート」が便利です。いくら請求してよいか分からない時に重宝します。行政書士会から送られてくる会報に掲載されてきますので、経験が少ない頃は持ち歩くのがおすすめです。
【行政書士開業】実務経験なしで仕事をしていくには【体験談】
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【他の行政書士の話】初めての仕事はどこから?

私の行政書士としての初めての仕事は上記に書いた感じでしたが、他の先生方はどんな感じだったのか?仲の良い行政書士に聞いた「初めての仕事」の話をしたいと思います。

  • 知り合い又は知り合いからの紹介
  • 無料相談会
  • ホームページ
  • 先輩行政書士からの紹介

こういった経緯で、初めての仕事をしたそうです。
簡単に説明していきます。

知り合い又は知り合いからの紹介

これは、私と同じような感じです。行政書士として開業したら、まずはそのことを知ってもらうために、様々な人に開業の挨拶をします。

  • 親戚
  • 友達
  • 前の職場の人
  • 取引先
  • 他士業事務所

などです。こういった知り合いから初めての仕事を頂くことは多くあります。
自分が仕事を依頼しなくても、お客さんを紹介してくれるケースもあります。

私のまわりでは、知り合いからの紹介で、初めての行政書士業務を経験したという方が一番多くいました。

ホームページ

ホームページからの依頼が、初めての仕事だったという先生もいました。

その先生は、開業したばかりで仕事もなくヒマだったので、毎日のようにホームページ作りをしていたそうです。

そうしているうちに、作りかけのホームページから問い合わせがあり、初めての仕事を受任できたそうです。ちなみに会社設立の依頼です。

先輩行政書士からの紹介

これは所属する行政書士会の支部にもよりますが、先輩行政書士が仕事を紹介してくれることもあります。

私が所属している支部は、ここ数年コロナ禍であまり活動していませんが、もともとは活動が盛んで、先輩行政書士と仲良くなる機会がたくさんありました。

支部に入会してくる新人を育てようするベテラン行政書士が多くいて、仲の良い新人が仕事をとれずに困っていると仕事の世話までしてくれる先生もいました。

【行政書士の集客方法4選】開業したばかりの新人必見!失敗しないための注意点

ある程度勉強したら初めての仕事を経験しよう!

新人行政書士にとって、初めての仕事はとても不安なものです。行政書士は試験に合格するための知識と、実務で必要な知識が異なっているからです。

しかし、だからと言って仕事をしなければ廃業してしまいます。
実務について、ある程度勉強したら、初めての仕事を経験しましょう。

たまに「実務を完璧に勉強するまで依頼を受けない」という新人がいますが、それでは行政書士としての成長が遅くなります。

依頼を受けたほうが、専門書を読むより多くのことを学べます。
実務をしながら、分からないことを調べて学んでいくスタイルがベストです。

許認可の場合は「要件」が重要です。相談や依頼を受けるにあたって、最低でも要件については理解しておく必要があります。ここをちゃんとしていないとトラブルになります。

まとめ

今回は、行政書士として初めて受任した仕事について書いてみました。

私が新人行政書士から相談された際に言っていることですが、まずは「資格を使って、お金を稼ぐ感覚を知ることが重要」です。

行政書士会の基礎研修や実務研修を受ければ、取扱業務について広い知識が吸収できます。なので、最初の仕事は、何でも良いので受けてみましょう。大変だと思いますが、そのぶん成長します。

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